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規約・諸条件
*下記は、アオバジャパン・インターナショナルスクール の「Terms & Conditons」原文英語を日本語に訳したものです。日本語訳はあくまで参考用であり、原文英語はあらゆる点で優先し、日本語訳翻と不一致がある場合には、原文英語が優先するものとします。

アドミッションポリシー(入学方針)

序文 

アオバジャパン・インターナショナルスクールは、英語を指導言語として使い、厳格かつやり甲斐のある教育水準を提供しています。英語能力が高く国際教育制度、それも特に国際バカロレア制度に慣れている生徒は、アオバジャパン・インターナショナルスクール(アオバ)へとスムースに移行できます。ただそのような生徒に限らず、私どもはさまざまな文化的・教育的背景を持つ生徒から願書を受付けています。国際的な視野を持ち、私どもの基本的価値観への信条を共有してくださるご家庭の生徒なら、アオバに適合します。。英語があまり得意ではない生徒さんも支援し、アオバが分け隔てなく提供する教育の恩恵を受けられます。 

アオバでは厳格かつやり甲斐のある教育プログラムを提供していますが、同時に当校のカリキュラムに取り組み、その恩恵を受けるだけの能力を持つ生徒なら、学力を問わず受け入れています。受け入れの決定をするにあたっては成績表と教師の推薦を重視しています。 

申請手順は、生徒が妥当な時間内にカリキュラムに参加でき、英語での学習環境で目標を達成できることを確認するためのものです。  

アオバでは英語が指導言語です。1年生(G1)以上のすべてのクラスは、7030の割合となることとします。つまり、生徒の3割までが正式に登録した「追加言語としての英語(EAL)」の全面支援を受けるということです。9年生(G9)に進級、もしくは出願する生徒はみな、EALの支援を受けずにカリキュラムを受けられるだけの英語力を必要とします。  

英語は学校とご家庭とのコミュニケーションにおいても主要言語です。少なくともどちらかの親か保護者は、学校側と英語でスムーズに意思疎通を図れることは、絶対条件ではないものの推奨されています。さらに、ご両親は学校からの(御両親向けポータルなどウェブ上でのプラットフォームやメールなどの)電子メディアを使った連絡に応じられなければなりません。

英語に関する資格要件についての詳細は、当校の言語方針をご覧ください。言語方針と評価方針を熟読・理解したうえで、ご両親は出願用紙の指定欄に署名することで理解した旨を表明願います。  

 

当校のプログラム 

当校の IB PYPのプログラム学習は、統合的な方法で好奇心を促すようにデザインされています。基礎的知識や技能の獲得、概念の理解、積極的な姿勢の表明、責任ある行動をとることをバランスよく追求します。 

生徒を成長させるうえで、以下の特質に力を入れています: 

  • 世界的なリーダー 
  • 起業家 
  • 革新者 
  • コミュニケーター 
  • 賢くリスクを取れる人

当校の IB MYP では、国際的指導力、起業家精神といった本質的価値観を重視しています。また、効果的なコミュニケーション技能、問題解決や賢いリスクの取り方についての教育にも力を入れています。 

当校では、自主的で、人にも進んで協力を求め、新しい知識を見つけて応用するための調査力・批判的思考力・分析力といった強力な学力を駆使できる生徒の育成に力を注いでいます。 

当校では中学生の将来に備えた教育をしています。 複数ある選択肢のどれに進んでもその道で真価を発揮できるよう援助します。例えば高等学校では、(学習者と教師が一緒になって開発する)自ら設計したコースや国際的に認められたディプロマプログラム(DP)など、さまざまな選択肢に沿って、優れた能力を発揮できるように支援します。。当校が重視するのは、関連があり、興味を惹き意義深くて、意欲を起こさせる学習機会と行動の可能性を与えることで、生徒のコミュニケーション力、問題解決能力、リスクを取って行動する力を磨くことです。 

 

正しい進路の選択 

高等学校のプログラムでは、世界各地の大学に進学を予定している生徒向けに、やり甲斐のある学習プログラム(IBディプロマ・プログラム(IBDP)やグローバル・リーダーシップ・ディプロマ(GLD)プログラム)を用意しています。このレベルに進級する生徒は、相当程度の英語力を要します。さらにアオバの卒業証書を受け取るには、高等学校英語まるまる4年に相当する単位を取らなければなりません。 

11に進級する生徒は、DPコースかGLDコースのどちらかを選ばなければなりません。 

この過程でG9G12に出願する生徒全員に、当校を見学し、入学課担当者か高等部校長との面談を奨励しています。これにより、入学希望者がアオバの卒業要件を確実に満たせることにもつながります。 

 

IB DP

IBDPを始めておらず、学年在籍中の生徒がG11に願書を出す場合は:

IBDPのコーディネーターが生徒とその両親と面接して、その生徒が能力を備えており、逃した月数に追いつくために十分な時間が残っている場合は、IBの卒業証書を得るチャンスがあるかを説明します。IBディプロマの卒業証書が妥当とは思われない場合は、個別に試験を受けて証明書を得るかGLDを目指すかのどちらかを選べます

以前の学校ですでにIBDPを始めている、学年在籍中の生徒がG11に願書を出す場合は:

IBDPのコーディネーターが生徒とその両親と面接して、これまでにどんなコースを取っていたか、アオバで提供しているコースにより、その生徒がIBDPを続けることができるかどうかを検討します。それが無理でも、生徒が入学を希望する場合は、個別に試験を受けて証明書を得ることもできます。 

IBDPを始めていない生徒がG12に願書を出す場合は:

IBDPのコーディネーターが生徒とその両親と面接して、IBDPを取得できない旨を説明すします。但し、その生徒がその時点までに必要な単位を取得済みでG12を修了できる場合高等学校の卒業証書を取得できます。  

以前の学校で既にIBDPを始めている生徒がG12に願書を提出する場合は:

IBDPのコーディネーターが生徒とその両親と面接して、これまでにどんなコースを取っていたか、アオバが提供しているコースで、その生徒がIBDPの最終年に向けて準備ができるかどうかを検討します。同コーディネーターは更に、課題論文、CASTOKをどの程度まで進んでいるのか、そしてアオバ・インターナショナルスクールが、これらコースの修了をどのように援助できるかについても検討します。 

学年開始後にG12に願書提出する生徒については、当校では受け入れていません。 

 

GLD

G11G12に願書を提出する生徒は:

IBDPのコーディネーターが生徒とその両親と面接して、どのコースやプロジェクトが生徒の興味、長所、希望職種や、卒業要件にマッチするかを検討します。 

学年開始後にG12に願書提出する生徒については、当校では受け入れていません。 

 

申込み手順 

  1. 問い合わせ
  • 電話番号 
  • メール 
  • オープンハウス 
  • 訪問
  1. 用意するもの 
  • 願書
  • 補充書類 
  1. 出願料
  2. 面接&アセスメント 

 

問い合わせ 

ご家族の方がアオバについてお問い合わせされる場合、入学課がまず学校についてのすべての質問にお答えします。その後、学校を訪問されることをお勧めします。ご家族の方が入学課に会って、施設や授業を見学するには、学校を訪問されるのが最適です。   

ご家族の方が学校に来られない場合は、電話やメールを通してできるだけの情報を入学課からご提供します。 

 

願書と補充書類 

当校ウェブサイト経由で願書を申し込むことをお勧めします。オンラインにてのご出願が難しい場合は、入学課にご連絡くだされば、お手伝い・ご案内をさせていただきます。 

生徒は全員、以下の書類を提出してください: 

    • 必要事項を記載した願書(オンライン) 
    • 担任からの推薦状。直接アオバの入学課ディレクター宛てに親展でお願いします。 
    • 現在の学年のものを含む過去2年間の成績表  
      • 通知表:現在の学年のものを含む過去2年間の通知表の写しは必須。現在学年の最終成績表は、生徒が合格した場合、入手でき次第、メールか郵送でも可。 
      • 幼稚部への入園希望者で通知表がなくても、プレスクール・保育園・託児所などに通われている場合は、担任の先生からの推薦状を依頼してください。 
      • 通知表が英語・日本語以外で書かれている場合は、プロの翻訳家に英語に翻訳してもらう必要があります。 
    • 健康関係の書類(内科医と両親が記入したもの) 
      • 健康関係の書類は、入学前に記入してください。 
      • 必要な予防接種関係の情報
    • 出生証明書かパスポートの写し、もしくは日本国民ではない場合は適正なビザの写し 
    • 生徒及び両親(保護者)のパスポートサイズの写真1枚  
    • 該当する場合は、専門家によるものを含む追加の報告書 
      • 生徒が補習校、その他の学校支援以外のサービスを受けたことがある、もしくは現在受けている場合は、テストの報告書。これには以下のものが含まれます。学習支援、言語治療、外国語としての英語支援(ESOL)、カウンセリング、行動修正、他 
      • 他の必要書類:心理教育評価、個別教育計画書(IEP)、音声言語評価、他 
      • 最終報告書と、生徒がもはやこうしたサービスを受けない場合は、将来の学習に関する推薦状 

 

MYPDDP&GLDに出願する生徒には以下の書類も必要になります: 

  • 推薦状2通。担任教師からの推薦状に加えて、現在の英語教師によるものが1通、現在の数学の教師によるものが1通の計3通が必要になります。 
  • 標準テストの結果。ITBSMAPISAStanfordPSATSATTOFELなどのうち受けたものがあれば、その結果を提出してください  

DP及びGLDに出願する生徒は更に以下の文書が必要となります:

  • 正式の成績証明書 
  • G11G 12に出願する生徒は全員、現在の学校の正式な成績証明書を入れる必要があります。修了直後のものを含む成績証明書を郵送または持参してください。成績証明書は、当該生徒が出席したすべての高等学校のものが必要です。 
    • 正式な成績表が英語・日本語以外で書かれている場合は、プロの翻訳家に英語に翻訳してもらう必要があります。 

生徒の年齢:

  • 年齢分けの基準日は91日とします。 
  • 生徒の年齢は、幼稚部からG1までの配置に当たって考慮します。 
  • 低学年生の年齢要件は以下のとおりです。 
  • K2: 1歳半 
  • K3: 3 (トイレのしつけができていること) 
  • K4: 4歳 
  • K5: 5歳 
  • G1: 6歳 
  • G2以上の生徒の配置はすべて、修了済みもしくは現在の学年レベルに応じて決めるか、ご両親と相談のうえ、学校長が決めます。 

 

出願料 

  • 出願料は全学年を通して23000円です。理事会の承認に基づき毎年変更されることがあります。 
  • この出願料は1度の受験に限り適用されます。ただし、当該年度の定員数に空きがないなどの理由で入学できなかった場合や、入学課の手違いによる場合はこの限りではありません。 
  • 以後のすべての願書提出に関しては新たな出願料が課されます。 
  • 出願料には、願書の処理代、試験および面接料金が含まれます。 
  • 出願料は、各生徒に課されます。  
  • 出願料金は返金できません。 

 

面接および査定の予約 

  • 願書、生徒の学校の成績ならびに推薦状を精査後、評価・面接をするため生徒と両親に当校に来ていただきます。 
  • 日本国内の学校出身の生徒並びに両親/保護者には、入学を許可される前に当校に来ていただきます。入学課から生徒の両親/保護者に連絡して、面接ならびに試験日を設定します。何らかの理由でご家族がオンラインでの面接をご希望の場合は、できるだけご意向に沿えるようにします。 
  • 海外の学校卒業の生徒には、オンラインでの面接もしくは他のヴァーチャルでの面接/評価にご参加いただきます。 

 

幼稚部/G1 

幼稚部もしくはG1に入学される生徒は、正式な入園許可が出る前に「お遊び時間」と面接にお越しいただきます。生徒が関連する教室に参加している間に、入学課ディレクターが両親と面接を行います。 

 

G1-G8

上記に加えて、入学課ディレクターによる生徒への面接、ならびにMAPテストかそれと同等のテストによる英語レベルの査定を行います。MAPテストは、生徒の英語能力レベル査定のために行います。入学は認められても査定結果によりEAL支援が必要と判定された生徒は、編入すべきクラス/学年に検討を要します。クラス内の30%がすでにEAL支援を要する生徒で占められている場合は、該当する生徒は空きが生じるまで待機リストに加えられます。当校では、MAPテストその他の適用試験の結果は公表していません。IBプログラムを受けるには英語能力が不可欠の為、上級生に関しては、受け入れるかどうかは、MAPテストの結果次第になる可能性があります。

EAL支援が得られるのはG9の終わりまでです。EAL支援が必要な生徒がG6以上に出願する場合は、G9の終わりまでに支援プログラムを卒業することを示さなければなりません。  

生徒の受験中に、入学課ディレクターが両親/保護者の面接をすることがあります。

 

G9に出願する生徒については、願書と補充書類が生徒の英語能力を証明している必要があり、同書類に不備がない場合にのみ、生徒は面接試験を受けられます。   

 

合格の決定  

入学課ディレクターは、受験生が出願している学年・学部の責任者の助言も参考にして、出願書類をすべて精査します。入学課ディレクターが関連学年・学部責任者の助言も受けて最終判断を下します。G11とG12の場合は、校長とIBDP/GLDのコーディネーター、それに時には学園長とも相談のうえ、決定します。   

精査の過程には、支援職員など他のスタッフも加わることもあります。   

国籍・人種・宗教上の理由で入学を断られることはありません。当校の学問上・行動上の期待値を満たしている生徒はすべて受け入れています。入学課が入学をお断りするのはアオバに入学することが生徒の最善の利益とはならない、もしくは当校が、生徒の特別な学習上・行動上のニーズに応えられないと判断した場合だけです。  

 

条件付きおよび仮入学許可  

  • 将来の入学に備えてアオバでは条件付き入学許可制度を設けています。 
  • 条件付き入学許可の書類はすべて、生徒受け入れの明瞭かつ正確な条件を明記しなければなりません。 
  • 条件付き入学許可の書類はすべて、条件を満たすまでの時間枠を明記しなければなりません。 
  • 条件付き入学許可の書類はすべて、どのようにすれば生徒が条件を満たせるかについての明確な提案をしなければなりません。 
  • 条件付き入学許可の書類はすべて、生徒が条件を満たすために学校がどのような支援を提供できるかについて明確な提案をしなければなりません。 
  • 条件付き入学許可の書類はすべて、一定の時間枠内に条件が満たされたか否かを誰が決定するかを明記しなければなりません。 
  • 生徒の受け入れが正式なものとなるなど、生徒が受け入れ条件を満たしたどうかについては学校長が責任をもって行います。 
  • 各校の学校長が結果を判断し、受け入れ条件が満たされなかった場合は次のステップを決めます。 

 

締切と予定表 

入学予定表 

  • 願書の受付は、翌年2月の面接を考慮して毎年111日から1231日。その後、締め切り日のない入学願書受付方式がG10までの全生徒に適用されます。G11G12IBDP GLD)に出願する生徒についての詳細は序文をご覧ください。 
  • 生徒が入学を認められてもクラスの定員が満席の場合は、待機リストに加えられます。 

 

通知事項 

  • 決定は、該当する学校長の助言を参考に入学課ディレクターが行います。 
  • 入学を認められた生徒のご家族へは、入学課ディレクターが確認状を送ります 
  • 当校は、合否の決定に関する電話でのお問い合わせには応じておりません。 
  • 出願が認められなかった生徒のご家族へは、入学課ディレクターがメールにて通知します。 
  • 生徒への通知状は(クラスが満席であったり、男女比に乱れが生じたりする場合は)ウェイティングリストに加えられ、準備ができ次第、入学課ディレクターよりご家族へ送付されます。 
  • 明細付き請求書(登録料、授業料その他関連費用)を経理部が作成のうえ、合格通知とともに送付されます。 

 

入学同意書  

  • 合格した生徒が入学を決めた場合、両親/保護者は合格通知書に署名のうえ入学課ディレクターまでご返送ください 。 
  • 署名入りの合格通知書を入学課が受け取り、登録料が納付された時点で登録が確定します。 

アオバからの合格通知書を受け取ったご家族は、アオバの方針・条項・登録条件のすべてに同意していただくことになります。ご両親/保護者/生徒がアオバの登録方針に同意いただけない場合は、入学の辞退、登録の抹消となる可能性があります。ご家族の皆様には以下に同意のうえ書名をお願いします:  

開示、同意、許可:

  • 私がこの生徒の親または法律上の保護者であり、この契約を結ぶ全面的な権限が私にあり、私がこれらの方針・条項・条件に同意することで、この生徒の他のすべての法的保護者も同意することを保証します。 
  • アオバの要望書で求められたすべての情報を完全に開示しなかった場合は、不適切な学年やプログラムへ編入される、合格の取り消し、登録の抹消となる可能性があることを理解し、その決定に同意します。 
  • 私の子供の過去・現在・未来の学校・教育機関・学生支援提供者からの、もしくはこれらへの情報をアオバが受け取り、これを公開する許可をアオバに与えます。 
  • 子供が学業・素行とも申し分なく財政面でも問題ないことがアオバ在籍を継続できる条件であることを理解しています。 

子供をアオバに入学させるにあたって以下のことを誓います: 

  • 子供の学年レベル、学級名簿、EALおよび学習支援への編入とサービスモデルを受け入れ、これを支援します。
  • 学校の使命、展望、価値観、戦略的目的を支援します。 
  • 子供を間違いなく毎日登校させます。 
  • アオバに在籍している期間中、子供が親または学校に届け出た法定保護者とともに暮らすことをお約束します。 
  • 学業上・行動上の方針を読んで理解し、これに従います。  
  • 家庭においても学校と協力し、学校の学業上・行動上の期待に沿えるように子供を支援します。 
  • 学校から送られてきた通知を読んで、学校の学業プログラム、カリキュラムならびに課外活動について知り、理解することをお約束します。 
  • 問題や関心事の解決を求めるときは、学校が定めた連絡経路を使います。 
  • 学費支払予定表を守り、これに従ってアオバから請求された学費その他費用を支払います。 
  • 生徒・職員・コミュニティー会員の健康・安全に対する差し迫った緊急の脅威により、一時的な閉鎖、オンライン授業への一時的な移行を学校が決断した場合は、これを受け入れます。非常/緊急事態、異常気象、感染症の流行、停電などが原因である可能性があります。予期せぬ一時的な学校閉鎖の場合の返金はないものと承知しています。  
  • 子供の必須科目である「私的デバイスの活用(BYOD)」に参加できるようにします。ブレンド型学習校として、G1~G12の全生徒はBYODプログラムへの参加が必須です。G1~G3生は自分用のiPadを、G4~G12生は自分用のMacBookが必要です。生徒は毎日充電済みのデバイスをもって登下校しなくてはいけません。デバイスの仕様は生徒の登録時に受け取ります 
  • MYP生、G7~G9の場合)必修の修学旅行に子供を参加できるようにします。MYP生はMYP構想の一環として毎年、修学旅行に参加することになっています。調査目的の修学旅行は日本国内のさまざまな場所を目的地としており、MYPカリキュラムと直接連動しています。参加しない場合、関連する単位が取れないことがあります。やむを得ない特別な事情で参加できないときは、ご両親はできるだけ早く学校に連絡し相談してください。 
  • アオバがPYP、MYPDPカリキュラムを取り入れているIB学校であることを理解しています。関連する国際バカロレア機構(IBO)の規程を読んで理解したうえで子供をアオバでの各IBプログラムに参加させることに同意します。 
    PYP: https://www.ibo.org/globalassets/publications/become-an-ib-school/general-regulations-pyp-en.pdf
    MYP: https://www.ibo.org/globalassets/publications/become-an-ib-school/myp-general-regulations-2015-en.pdf
    DP: https://www.ibo.org/globalassets/publications/become-an-ib-school/dp-general-regulations-en.pdf
  • その他すべてのアオバ方針を理解・同意のうえ、これに従います。  

 

オリエンテーション 

  • 新入生とそのご両親には、学年を始めるにあたって、学校が始まる前の平日の午後に、集団オリエンテーションがあります。 
  • 中途入学の生徒全員を対象に、登校初日かその前に個人向けオリエンテーションを行います。 

 

料金と支払金の支払いと払い戻し  

雇用主が支払っている場合も含め学校に対する金銭的負債を即座に清算するのは家族または保護者の義務です。生徒がアオバジャパン・インターナショナルスクール(A-JIS)に入学を認められた場合でも、書面に記された日時までに金融債務が満たされなければ、生徒の登録は取り消されます。 

授業料、EAL支援、学習支援費 

授業料、支援費は学期ごとの支払いが可能です。 

1回払い 615日締め切り(あるいは新入生登録の際の支払いでも可)
2回払い  615日と1115日締め切り(あるいは新入生登録の際の支払いでも可)  

施設維持費と家族のコミュニティー会員費 

施設維持費と家族のコミュニティー会員費は1回目の授業料請求書で満額請求となり、中途入学の場合でも分割されません。  

修学旅行費 

修学旅行費は、カリキュラムの一環として必須科目である修学旅行に参加する生徒全員に課されるものです。 

学年開始後の入学 

秋休みか春休み以後に入学する生徒の授業料は、4学期に基づいて計算されます。1日でも出席のある場合は、1学期分を支払っていただきます。施設維持費と家族のコミュニティー会員費も、出席日数にかかわらず満額お支払いいただきます。 

 

再入学 

一度退学した生徒の再入学に際しては、施設維持費は満額お支払いいただき、登録費は以下のとおりです:

退学したのと同じ年の再入学  10万円 
退学した年の翌年の再入学  15万円  
退学後2年目の再入学  20万円 
退学後数年経過した後の再入学  満額 

再入学を取り消した場合は、払い戻し方針に基づき返金されます。 

 

休学 

生徒は正式な通知を提出することで休学をすることができます。1学期は731日までに、2学期は18日までに提出してください。休学できるのは、学期単位に限ります。校長の承認が出れば、休学期間中授業料の5割が減免されます。休学期間中にその他の料金が請求されることもありません。2学期に休学した場合は、施設維持費と家族のコミュニティー会員費は返金されません。 

 

滞納に関する方針 

滞納した場合はすべて毎月複利計算で1.2パーセントの滞納料が適用されます。滞納が繰り返されると学校はクラスへの出席を禁じるか、成績証明書及び通知表の放棄、またはこの両方を行います。 

*本規定は日本国法律に準拠し同法に基づき解釈されます。これにより訴訟はすべて東京地方裁判所にのみ持ち込まれます。 

 

払い戻しの方針 

登録の取り消しの場合、入学課は以下のように払い戻しを行います。

(新入生に関しては)登録取り消し通知の、(在校生に関しては)退学通知の受領後に行います。 

 

出願料、登録料および施設維持費  

払い戻しできません。 

 

施設維持費、家族のコミュニティー会員費 

翌学年度については、731日までに退学する登録済み生徒は全額返金を受け取れます。(新入生の)登録取り消しまたは(在校生の)退学については通知を提出する必要があります。731日より後に提出した生徒に対しては払い戻しできません。 

 

1学期の授業料と支援費 

731日までに退学する登録済み生徒は、1学期の授業料全額(当年4月より後に登録したものを含む継続生徒の管理手数料を差し引いた後の額)、EAL支援費および学習支援費が返金されます。新入生の登録取り消しおよび在校生の退学は通知を提出する必要があります。731日より後に通知を提出した生徒には返金できません。学期中6日以上出席した場合は、その学期の全部に出席したものとみなされ、返金は受けられません。 

 

2学期の授業料と支援費 

18日までに退学する登録済み生徒は、2学期の授業料全額、EAL支援費および学習支援費が返金されます。18日より後に通知を提出した生徒には返金できません。学期中6日以上出席した生徒も返金は受けられません。学期中6日以上出席した場合はその学期の全部に出席したものとみなされ、返金は受けられません。  

 

再登録(継続生のみ)  

次学年の席を予約するには締め切り日までに保証金25万円をお支払いください。この保証金は授業料より控除されます。締め切り日までに保証金を支払わずに再登録する場合は、復学費として15万円を申し受けます。復学費は返金できません。再登録を取り消す場合は、取り消し通知を提出していただいた後、その後の管理手数料を保証金から差し引いた下記の額が返金されます。 

 

管理手数料  返金される保証金額 
5月31日まで 10万円 15万円
6月 30日まで 15万円 10万円
7月 31日まで 20万円 5万円
8月1日以降 返金できません 

 

卒業費 

2月の冬休みより前に退学する生徒は、退学届けを出すことで卒業費を全額返金されます。1学期の最終日より後に退学する生徒には、返金はできません。   

 

給食費、バス代 

731日までに退学する生徒には、給食費とバス代が全額返金されます。1月8日までに退学する生徒には、2学期の給食費とバス代が全額返金されます。 

 

その他経費 

その他経費(サマースクールおよび放課後プログラムの料金、修学旅行費)は返金できません。ご両親/保護者は以下に同意していただきます

「アオバジャパン・インターナショナルスクール(A-JIS)登録生の親/保護者として、以下のことを理解します:

  • A-JIS登録料、授業料その他経費の全額もしくはその一部を支払う、もしくは支払いを認めることで、A-JISPayment & Refund Regulationsのすべてに同意します。 
  • 学校に対する私の金銭的負債を(雇用主の支援を受けている場合も含めて)即座に清算することが私の義務と心得ています。 
  • 支払が遅れた場合は遅延利息が加算され、登録、通知表、年次成績証明書の差し控えとなりうること。 
  • 遅延金の支払い要求に応じられないときは、生徒が停学処分となりうること。 

記録管理方針

当方は、貴校がすべての生徒書類(申請書類、学校成績、機密書類を含む)の累積記録を保持していることを理解し、同意します。書類は校内の施錠のできる保管庫に保管され、デジタル記録は、安全で独立した社内サーバーに保管されます。生徒の記録にアクセスできるのは、学校管理者、学生支援チームメンバー、入学事務局員、教務課などの特定のスタッフや教員のみです。教員は必要に応じて、これらの記録へのアクセスを依頼することができます。保護者は、自分の子供の記録へのアクセスを要求する権利がありますが、アクセス権を放棄したもの(例:入学試験の結果、部外秘の推薦状)は対象外となります。

生徒がアオバを退学または卒業した場合、学校は生徒がアオバに在籍していた期間に取得した書類のみを転送することを理解し、同意します。学校は、機密記録を転送する前に、保護者から書面による同意を得るものとします。

学校が生徒のファイルを退学または卒業後20年間保管することを理解し、同意します。生徒の記録はその後破棄され、サーバーから永久に削除されます。高校の成績表と通信簿は、デジタルと書類の両方で無期限かつ安全に保管されます。

情報共有と保護に関する方針

アオバは、学生、教職員、スタッフ、保護者を含めた学校全体の情報セキュリティとプライバシー保護に必要な措置を講じています。学生の写真、画像、引用及び作品は、アオバの情報の共有に関する方針に則り、使用される場合があります。なお、アオバの団体・学校関係者による無許可のデジタル情報の共有につきましては、アオバは責任を負いかねますのでご了承ください。

画像とコンテンツの使用につきましては、私は以下の内容を理解し、承諾します。

  • アオバは、パンフレット、ウェブサイト、参考資料、イヤーブック等を含むアオバの学習、行事、活動に関する情報提供資料や宣伝資料の作成を目的として、アオバの団体・学校に関係のある写真及びビデオ映像を撮影します。在籍中の学生・入学予定者、卒業生、両親・保護者等が対象者となります。学生の成果物は、上述の目的のために複製される場合があり、アオバの利用目的に応じて内容の修正、翻訳、もしくはそれら以外の方法により改変が行われる場合があります。個人の身元が明らかになる可能性を最小限に抑えるため、正式な人名等の情報が使用されることはありません。 
  • IBワールドスクールとして、アオバは機会あるごとに国際バカロレア機構(IBO)に学生の成果物や画像を提出する必要があります。IBOは、アオバから提出された学生の成果物を使用するための非独占的かつ世界的なライセンスを付与されることとなります。これらの資料は、IBOの利用目的に応じて内容の修正、翻訳、もしくはそれら以外の方法により改変が行われる場合があり、名前は学生個人又はアオバの特定につながる可能性のある情報と共に削除されます。アオバの管理下にある状況で行われた正式なアオバの活動の過程で撮影された写真やビデオ映像は、その人物の身元が明らかにされることはないという理解に基づいて、IBOによって複製される場合があります。 

共有ガイドライン

以下の共有ガイドラインは、アオバの理念に沿ったオンライン上の活動の際に望まれる対応を定義することを目的として設定されています。以下のガイドラインは、活動への参加とプライバシー保護、投稿と注意、活動と説明責任をそれぞれ両立できるようにするために作成されています。この方針は、教職員、学生、スタッフ、保護者、卒業生、アオバの団体・学校に関係のある全ての関係者に適用されます。

全ての団体・学校の関係者は、コンテンツの共有に関する以下のガイドラインを理解し、遵守することを求められます。

  • コンテンツの所有者、又は対象者の承認を得ているという前提条件を満たしたコンテンツのみを共有すること。
  • 他人の作品を共有する際は、元のコンテンツの所有者又は制作者への権利の帰属を適切に提示すること
  • 制限年齢に達していない学生に年齢制限のあるサイトのアカウント作成を要求せず、代わりに保護者にアカウントの作成を依頼すること。
  • コンテンツの所有者又は対象者が、コンテンツが公開されている場所から、身元の特定が可能な情報を含んだ共有コンテンツの削除を要求することができるようにし、該当のコンテンツは合理的に可能な範囲内で速やかに削除すること。
  • 事前の同意なしに、最初にコンテンツの共有を行った者が当初意図していた閲覧者の範囲を超えてコンテンツを再共有しないようにすること。
  • あらゆる場面において、情報を使用する場合の著作権を尊重すること。
  • アオバの公式のデジタルリソースの一部であるサイトやツール以外のサイトやツールのアカウント作成に関する利用者の選択を尊重すること。
  • 学校及び学校の運営、又は団体・学校関係者について、機密性の高い情報の共有やコンテンツの公開又はそれらに損害を与える情報の共有やコンテンツの公開を行わないこと。
  • オンラインで投稿されたコンテンツが学生の健全な成長に懸念を与えるものの場合は、管理者に通達されます。

ICT利用規定

インターネットは、適切に使用されれば、学習を大幅に向上させることができる強力なツールです。

アオバジャパン・インターナショナルスクールは、生徒の学習意欲を高めるために、キャンパス内でのインターネットアクセスを提供することを約束します。生徒がインターネットやデジタル教育ツールを安全に使用できるようにするためには、学校コミュニティにかかわるすべてのメンバーが注意を払う必要があります。デジタル環境を含む学校生活の中で、生徒を危険から守ることは、アオバの職員と教員の責任です。また、これらの分野に関する日本の法律を遵守することも、アオバの責任です。

  • 個人情報保護法 2017年
  • 児童買春・児童ポルノ禁止法 2005年
  • 犯罪捜査のための通信傍受に関する法律 1999年
  • 肖像権 2005年    

当規定は、アオバの生徒のインターネットへのアクセスと使用、およびインターネットの使用に関する潜在的なリスクから生徒を最大限に保護することを目的とした、本校の実施の詳細、実践内容、およびその手順を規定するものです。

この利用規定の目的は、生徒が安全かつ効果的な方法で、学校から提供される学習機会を享受できるようにすることです。インターネットの使用およびアクセスは、アオバが提供するリソースであり特権であるとみなされます。したがって、本校の利用規定が守られない場合、この特権は取り消され、利用規定に記載されているような適切な措置が取られます。

コンテンツフィルタリング、Webブラウジング&ダウンロード

アオバでは、ゲームやYouTubeを含む数百万ものウェブサイトや、ブログなどのウェブサイトへのアクセスを許可していますが、アルコール、アダルトコンテンツ、ギャンブル、暴力などのカテゴリーに属するウェブサイトへのアクセスはブロックしています。

生徒は、卑猥なもの、違法なもの、憎悪に満ちたもの、その他の好ましくないものを含むインターネットサイトを意図的に閲覧してはいけません。

教室内で不適切なコンテンツに誤ってアクセスした場合、生徒は教師に報告するものとします。

学校内の教室外で不適切なものにアクセスした場合でも、生徒は担任の先生に報告するようにしてください。

生徒は、インターネット上の情報を、作成者や出典を明らかにすることなく引用してはいけません。

原則として、生徒はアオバのインターネット接続を教育およびキャリア開発の活動にのみ使用するものとします。

 

電子メール、メッセージ

オンラインコミュニケーションは、必ず生徒に割り当てられたEメールアカウント行わなければいけません。個人のEメールアカウントを学校内で使用することは認められません。

いかなる場合でも、メールアカウントのログイン情報を他の生徒と共有してはいけません。

違法なもの、わいせつなもの、中傷的なもの、他人を困らせたり脅したりするような内容のメールを送信してはいけません。

生徒は、怪しげな電子メールを開かないようにしてください。

疑わしい場合は、知らない送信者からの電子メールを開く前に、教員に尋ねてください。

GoogleハングアウトのようなP2Pメッセージを使用する際には、登校前、登校中、登校後を問わず、学校生活のあらゆる場面で適用されるすべての行動規範が同様に適用されます。

 

ソーシャルメディア

学校のソーシャルメディア・タグ:@aobajapan #aobajapan

 

概要

アオバジャパン・インターナショナルスクールは、ソーシャルメディアを使用する正当な仕事上および個人的な理由が多くあることを認識しています。本校の宣伝のためにソーシャルメディアサイトを活用することは歓迎されます。すべてのソーシャルメディアへの投稿は、想定外の視聴者や結果をもたらす可能性があるため、すべての職員には、学校コミュニティ全体を尊重した方法で、自分自身と学校を表現することをお願いします。これは、職員の仕事上および個人的な評判、同僚の評判、そして学校コミュニティ全体を守るためです。ソーシャルメディア(特にアオバに関するもの)を利用する際には、契約条件の土台となっている教員就業規則および 職員就業規則第13条(就業規則)第15号の両方に基づいて、自身の言動を考慮してください。    

 

ソーシャルメディアとは?

ソーシャルメディアとは、より大きなグループに向けてコンテンツを公開できる、あらゆるウェブサイトを指します。このようなサイトの例としては、Instagram、Facebook、Twitter、YouTube、LinkedIn、Tik Tok、ブログ、特定の興味を持つ人向けのフォーラム、ユーザーコミュニティなどがありますが、これらに限定されるものではありません。

 

ソーシャルメディア・コンテンツ

すべての職員は、ソーシャルメディアに学校に関するコンテンツを投稿することができます。本校は、すべての職員が、自身の投稿による評判への影響を考慮して行動すると信じています。コンテンツの投稿についてのアドバイスは、上司またはマーケティング部門に相談してください。

 

コンテンツ公開と守秘義務に関する方針

ソーシャルメディアで活動を行う際には、以下の方針ガイドラインを考慮してください。職員は、自分が公開したコンテンツに対して個人的に責任を負います。

  • プロ意識を持ちましょう。すべての職員はアオバを代表する者であり、個人のウェブ上の言動や関連コンテンツは、同僚、生徒、保護者、その他の人々に、自分がどのように見えるかに大きく影響します。
  • 個人的な会話や機密情報を公開・報道する場合は、関係者の承認を得てください。
  • 研究、顧客、学校のパートナー、サプライヤーについて言及する場合は、その投稿を出典元にリンクさせてください。
  • 投稿する前に、その内容が他の人に与える影響を考えましょう。疑問がある場合は、同僚、上司、マーケティング部門に相談しましょう。
  • アオバ全体の評判を高めるために適切かつ有益だと思われる写真やコメントを投稿してください。
  • ソーシャルメディアに投稿する前に、アオバに関する個人的な意見が、仲間や同僚、生徒、家族に与える影響を考慮してください。 
  • 自分のアカウントに、マーケティング部門からの「タグ付け」を依頼してください。
  • ソーシャルメディアでの公開やプライバシーに関連して、個々の生徒と交わした守秘義務契約を常に確認してください。

 

マルウェアとオンライン犯罪対策

ソーシャルメディアは、犯罪者がマルウェアを配信したり、知的所有権を侵害しり、機密情報を盗むためのスキームに利用されています。リスクを軽減するために、以下のガイドラインに従ってください。ただし、これらのガイドラインは、すべての脅威を網羅しているわけではなく、適切な判断に代わるものではありません。

  • ソーシャルメディアのパスワードを、AJISのコンピューティングリソースへのアクセスに使用しているものと同じものにしないようにしてください。
  • 知らない個人や組織が投稿したソーシャルメディアのページのリンクを辿ったり、ソフトウェアをダウンロードしたりすることは避けてください。
  • ソーシャルメディアのWebページで見つけたコンテンツが少しでも疑わしい場合は、ブラウザを閉じてそのページに戻らないようにしてください。
  • ソーシャルメディア上で異常な問題が発生した場合は、IT部門に報告してください。

 

BYODと携帯電話

BYOD(Bring Your Own Device)プログラムでは、生徒が自分のApple製ノートパソコンやiPadを学校に持ち込んで、授業や学習活動の補助に使用することができます。

  1. 生徒には、個人所有のデバイスを常に適切に使用する責任があります。学校は、個人のデバイスやその使用に関して、いかなる責任も負いません。
  2. 生徒/保護者は、破損、修理、交換を含め、個人所有のデバイスに対して責任を負うものとします。
  3. 学校は授業時間中にデバイスを検査する権利を有します。
  4. 個人所有デバイスに関する学校の方針や規則に違反した場合、学校が決定する特定期間中、学校でのデバイスの使用を継続することができなくなり、懲戒処分を受けることがあります。
  5. 生徒は学校で、学習関連の活動にのみデバイスを使用することができます。
  6. 生徒は、授業中のデバイスの使用に関して、教師の要求に従わなければなりません。
  7. 生徒はデバイスを使って、他の教師や生徒の写真やビデオを記録、送信、投稿することはできません。学校で記録された画像やビデオは、教師の許可なしに送信または投稿することはできません。
  8. 生徒は、本校のワイヤレスネットワークとコンテンツフィルタリングされたブロードバンドを使用することができます。携帯電話のネットワークなど、その他の「フィルタリングされていない」公衆無線接続の使用は、学校では認められません。
  9. 各ユーザーは自分のデバイスに責任を持ち、責任を持って適切に使用する必要があります。盗難、紛失、破損したデバイス(デバイス内のデータの紛失や破損を含む)について、アオバは一切の責任を負いません。学校の職員は、生徒が個人のデバイスを安全に保つ方法を確認する手助けをしますが、個人のデバイスを安全に保つための最終的な責任は生徒が負うことになります。
  10. アオバは、学校が承認した授業関連のデバイス使用に際して発生する可能性のある、デバイスアカウントへの請求について責任を負いません。

 

画像と動画

デジタル画像技術の開発により、スタッフや生徒が自分で録画した画像やインターネットからダウンロードした画像をすぐに使用できるようになり、学習に大きなメリットが生まれました。

しかし、スタッフ、保護者、生徒は、デジタル画像をインターネット上で公開することに伴うリスクを認識する必要があります。このような画像は、ハラスメントやプライバシーの侵害を引き起こす可能性があります。デジタル画像はインターネット上に永久に残る可能性があり、短期的または長期的に個人に害を及ぼす可能性もあります。

写真やビデオを撮影する際には、適切な服装であること、個人や学校の評判を落とすような行動に参加していないことに留意してください。

アオバでは、生徒は他人の画像を本人の許可なく撮影、使用、共有、公開、配布してはいけません。

アオバの敷地内や学校のアクティビティに参加しているときの写真やビデオの撮影は、スタッフの明確な許可がある場合にのみ許可されます。

学校内外を問わず、アオバコミュニティの他のメンバーに危害を加える意図で、画像、動画、その他のコンテンツをオンラインで共有してはなりません。

露骨な画像、特に生徒や未成年者の露骨な画像を共有することは、決して許されない、違法な、禁止されている行為であり、関係者に深刻な影響を与えます。他の生徒の露骨な画像を共有した場合、自動的に停学処分となります。

 

ネットいじめ問題

この種のいじめはますます一般的になり、進化しています。ネットいじめとは、テキスト、ソーシャルネットワーキングサイト、電子メール、インスタントメッセージ、アプリ、ゲームサイト、チャットルームなどの情報通信技術を利用して行われるいじめです。

不適切なメッセージや人を傷つけるメッセージの標的にされるというのが、最も一般的なネットいじめの形です。ネットいじめは、テクノロジーを使っていじめ行為を行うため、顔を合わせる必要がなく、昼夜を問わずいつでも発生する可能性があります。

多くのいじめは、ネットいじめによってさらに深刻になる可能性があります。例えば、対象者に同性愛嫌悪のテキストメッセージが送られたり、セクシュアリティ、外見、民族などについて否定的なコメントが書かれた写真が投稿されたりすることがあります。

生徒たちは、大人が知らない、監視の目が届かない方法でコミュニケーションをとることが多くなっています。このようなテクノロジーの性質上、デジタルコンテンツは、ほとんど瞬時に非常に多くの人に共有され、閲覧される可能性があり、永久に削除することはほとんど不可能です。ネットいじめは、家庭や夜間に行われることが多いですが、学校もその影響を受けます。

ネットいじめとは、他の生徒やスタッフに危害を加えたり、嫌がらせをしたり、恥をかかせたりする目的で、ネット上で繰り返し活動することと定義されています。ネットいじめは、受け入れられない、絶対に禁止されている行為であり、関係者に深刻な影響を与えます。

 

主な引用元:https://s3-eu-west-1.amazonaws.com/client-castleknockcc/wp-content/uploads/2013/07/AUP-2017-2020.pdf

その他の例:

https://www.k12blueprint.com/sites/default/files/Acceptable-Use-Policies.pdf

http://mercyinchicore.ie/drupal-7.15/node/47

アオバはどのようにして安全なデジタル学習環境を確保しているのですか?

アオバジャパン・インターナショナルスクールでは、生徒のデジタルセーフティとセキュリティを最重要視しています。

最新のネットワークインフラとフィルタリングソリューションを用いて、ICTエンジニアが学校内のネットワークの安全性を確保しています。

さらに、すべてのスタッフと教員は、安全で責任あるインターネット利用のためのトレーニングを受け、教育活動の中でこれらのスキルを実践しています。

また、本校の教員の多くは、デジタルリテラシーと教育技術の世界的リーダーとして認められているGoogle Certified EducatorsとApple Distinguished Educatorsを取得しています。

重要事項:

1.アオバICTは、生徒がアクセスするコンテンツを個人レベルで管理するわけではありません。

2.アオバICTは、生徒のデバイスにソフトウェアをインストールしたり、ペアレンタルコントロールを設定したりしません。

3.アオバ教員には、教室内でのデバイスおよびインターネットの使用を監視することが求められます。

4.保護者には、学校外でのデバイスやインターネットの使用を監視することが求められます。

5.フィルタリングポリシーは、学校指導者によって見直され、承認されます。また本校は、いつでもフィルタリングポリシーの見直しと調整を行うことができるものとします。

 

ネットワークアクセスと安全性

アオバのキャンパスでは、強力なファイアウォール装置を使用して、学校ネットワーク上のアンチウイルス、脅威防御、フィルタリングを個別に制御しています。

https://www.cyberoam.com/webfiltering.html

ファイアウォールは、薬物、銃器、アダルトコンテンツなど、不適切なコンテンツや有害な可能性のあるコンテンツへのアクセスを防ぎます。

生徒が学校でインターネットにアクセスできるのは、アオバ生徒用ネットワークを介してのみです。このネットワークは、Firewallによって保護されたセキュリティおよびフィルタリングの対象となります。

このネットワークを利用するには、MDM(モバイルデバイス管理)システムに登録する必要があります。

登録されていない場合は、アオバでインターネットにアクセスすることはできません。

https://meraki.cisco.com/solutions/mobile-device-management

 

ペアレンタルコントロール

ペアレンタルコントロールは、学校側が強制するものではありません。

保護者の方は、お子さんの年齢や家族の価値観に基づいて、お子さんのデバイスにどのような保護や制限を加えるべきかを慎重に検討されることをお勧めします。

生徒のデバイスにペアレンタルコントロールを適用するには、いくつかのオプションがあります。

macOS ペアレンタルコントロール

英語:https://support.apple.com/kb/PH25799?locale=en_US

日本語: https://support.apple.com/kb/PH25799?locale=en_US&viewlocale=ja_JP

macOS  コンピュータの使用監視

英語:https://support.apple.com/guide/mac-help/monitor-childrens-computer-usage-mchlp2911/mac

日本語: https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/monitor-childrens-computer-usage-mchlp2911/mac

iOS ぺアレンタルコントロール

英語: https://support.apple.com/en-us/HT201304

日本語: https://support.apple.com/ja-jp/HT201304

ペアレンタルコントロールのための他社製アプリやソフトウェアソリューション

Apple以外のソリューション:

https://screentimelabs.com/

https://kidslox.com/en/

http://ourpact.com/

アオバジャパン・インターナショナルスクールICT 利用規定に関するご質問、ご意見、ご懸念については、アオバIT部門(ict@aobajapan.jpまでご連絡ください。

児童保護方針

序文

本方針は児童の権 利に 関する国連条約(1990年)が定めた原則、日本の2000年児童虐待防止法(平成12年法律第82号)、1947年児童福祉法(昭和22年法律第164号)、および文部科学省の定める指針、東京都福祉保健局、子どもの虐待防止センター、CIS倫理綱領に基づいて策定したものです。本手続きは必要に応じて見直し、更新ます。

世界保健機関(WHO)は、児童虐待、および不適切な養育を即ち、あらゆる形態の身体的、感情的虐待、性的虐待、ネグレクト、育児怠慢、商業的搾取などにより責任、信頼、力関係などにおいて実際に、あるいは潜在的に児童の健康、生存、発育または尊厳を傷つけることと定義しています。

 

虐待の種類 

以下の行為が虐待に該当します:

  • 殴打などによる身体的虐待;
  • 拒否や愛情の否定などの精神的虐待;
  • 性的暴力、または未成年にわいせつな素材を見させるなどの性的虐待;
  • 愛情をもって接したり、医者に見せたりすることを怠るなどのネグレクト 

 

自分の体を切る、火傷を負わせる、薬物の乱用、および拒食症や多食症といった形態の自傷行為をする生徒は、支援する必要があります。学校はA-JIS Student Protection Flowchartに基づく手段を踏まえて適切な関係機関に通知します。 

 

虐待の兆候 

虐待の兆候としては以下のものが考えられます(が、これらに限ったものではありません):

  • 生徒が虐待されたことがあると言う、もしくは、虐待を疑わせる質問をする 
  • 生徒のケガに対して合理的で一貫性のある説明がつかないとき。ケガの種類や位置が普通では考えられないものであるときや、ケガの数が多い、パターンが認められるなど
  • 極端に模範的行動をとる、または極端に反抗的であるなど、生徒の行動がひときわ目立つとき。もしくは、行動に突然の変化がみられるとき
  • 生徒が特定の教師の受け持つ科目を辞めたいと願い出るが、その理由を話したがらないとき
  • 生徒の成長が遅れているとき
  • 生徒の体重が急速に増えたり減ったりするとき
  • 生徒がネグレクトされているように見えるとき。清潔でない、腹をすかしている、服装が適切でないなど
  • 生徒が家に帰りたがらない。もしくは両親や保護者に公然と拒否されている

 

 

従業員の義務 

「学校」のすべての従業員、校長、理事は、以下の一般的法的義務を負っています:

  • 生徒を虐待から守る 
  • 学校の児童保護手順を常に念頭に置き、これに従う 
  • 手順の入手および実行方法を知り、必要とあれば自主的に実行する 
  • 深刻な訴えや会話、出来事などについて、十分な記録をとる 
  • 懸念事項はすべて学校看護師(スクールナース)に報告し、報告を受けた看護師は可及的速やかに学校長(HoS)に報告する
  • 懸案事項は、必要に応じて学校看護師と協力して文書化する 

 

教師と生徒とのふれあい  

虐待の訴えが疑える、もしくはこれを聞いた職員は以下のように行動すること:

  • 虐待が疑われるときは学校看護師に報告すること
  • 生徒に相談されたときは、しっかりと耳を傾け偏見を持たないこと。虐待の有無について職員が判断を下してはならない
  • 職員は誘導質問、つまり特定の答えを示唆するような質問をしてはならない
  • 生徒を安心させる必要はあるが、絶対に秘密にすると請け合ってはいけない。情報を学校看護師やカウンセラーに伝えなければいけないことを説明すること。正しい処置をすることを看護師やカウンセラーが請け合う。
  • 教師・生徒間の会話はすべて現在のSIS(Student Information Sysytems)プラットフォーム上に書面での十分な記録を取らなければならない.
  • 記録には以下の内容を記載すること。会話のあった日時・場所、誰が何を言ったか・したかの要約、同席者は誰か。記録はSISプラットフォーム上で秘密扱いとすること

 

証拠の保全 

走り書きのメモ、写真、メールの入った携帯電話、衣類、コンピュータなど、すべての証拠は保管し、法律の範囲内で学校が可能な限り、保存されなければなりません。

 

 

報告 

学校におけるこの局面の中心となるのは、児童保護官(CPO)です:

  • PLT(リーダーシップチーム)と協力して児童保護方針とその手順を実行する
  • 児童保護方針とその手順を促進・擁護することで良い慣習を奨励する
  • 児童保護方針とその手順の監視・見直しを行い、現状と目的に即していることを確認する
  • 定期的にPLTに報告する
  • 関連する研修などに出席する、政府のガイドラインをすべて熟読するなどして、インターナショナルスクールと日本における児童保護分野の新展開を常に把握する
  • 学校で子供のために働く成人の正規職員・ボランティア全員に対する PLTを交えた適切な研修を企画する
  • 警察や社会奉仕活動事業など、地元の法定代理人との関係を築き、これを維持する
  • 児童の福祉に関する懸念事項や情報公開に適切に対応する
  • 報告を受けた事象およびその対策に関する記録の秘密を維持する
  • 必要に応じて PLT/法定代理人との連携を保ち、関係者全員が必要な情報を閲覧できることを確認する

 

虐待の疑いや訴えはすべてCPOに報告されなければなりません。。CPOは HoS /校長にか必ず報告します。

HoS (もしくはその代理人)による行動:

 

行動をとるにあたっては以下の点を考慮します:

  • 児童家族支援センター/児童相談所など各地元機関間の手順
  • 疑惑や訴えの性格と深刻度 
  • 深刻な犯罪行為に関する訴えは、「学校」内での調査はせずに警察に通報する
  • 訴え出た生徒の希望は、その生徒が十分な理解力を備えていて分別があり、知るべきことを知らされている場合は、その希望に沿うようにすること。ただし、状況が深刻な場合は適切な相談を十分に行ったうえで、生徒の希望に沿えない決断を下すこともあり得る
  • 訴え出た生徒の両親の希望は、その利益が生徒の最善の利益と相反するものではなく、知るべきことを知らされている場合は、その希望に沿うようにすること。ここでも、適切な相談を十分に行ったうえで場合によってはその意に沿えないこともあり得る。情報を両親に開示することで未成年者を危険にさらす恐れがある、または生徒の意に反するという懸念をHoSが抱いた場合は、当該生徒は情報開示を決断する前に関連する専門家の助言を得ることになる
  • 適用が可能な限りの機密保守の義務
  • 従業員や理事など「学校」コミュニティ全体としての法律上の権利と利益
  • 照会をすべきかどうかに関して疑問の余地がある場合は、HoSは外部の機関に相談することができる。ただし、生徒が深刻な被害をこうむる恐れがあるという十分な懸念がある場合は、遅滞なく照会すべきである。必要とあらばHoSは関連する社会奉仕活動事業に、照会について24時間以内に書面にて確認できる

 

機密性と情報共有 

「学校」は児童保護の記録を現行のSISプラットフォーム上に機密扱いで保管し、児童の福祉と安全のために必要とする者に対してのみ情報を開示します。「学校」は1947年児童福祉法25条と2000年児童虐待防止法6条に基づき、警察および社会奉仕事業者と協力して、すべての関連情報が児童保護に関する捜査目的のために共有できるようにします。

 

生徒虐待の防止 

学校は虐待歴のある者を雇用しません。従業員雇用のプロセスの一環として素行調査を行います。アオバへの求職者は契約手順の一部として、本条項に書面にて同意していただきます。 

虐待防止と意識向上のための研修を教員および職員を対象に行います。 

アオバは、生徒虐待の防止・報告・調査に対処するため教員および職員に対する指針を策定・維持します。

 

従業員との予防同意書 

従業員は毎年、下記を熟読し、同意・理解してから実名(フルネーム)を署名し、日付と職位を署名します。

  1. すべての人に対して、敬意と忍耐、誠意、礼儀と威厳、それに思いやりをもって接します
  2. いついかなる時も適切な注意力と専門家としての判断を行使します
  3. アオバジャパン・インターナショナルスクールの学生保護指針を熟読、理解したうえで、これを順守することに同意します。指針に反した場合は解雇を含む懲戒処分、もしくは必要に応じて法的処分を受けることを理解しています

 

連絡先番号と手段 

都内 

Tokyo, Child Guidance Office (児童相談センター:保健福祉局)

0570-064-000 / 03-3937-2302

 

TELL

無料の匿名電話相談。年齢・素性は問いません(英語と日本語)

電話: 03-5774-0992  (9:00-23:00, 年中無休).

英語: 03-4550-1146

日本語 : 03-4550-1147

 

Tokyo, Child, Family Support Center (子供家庭支援センター:保健福祉局)

 

Police (新宿少年センター)

03-3227-8335

 

Tokyo Metropolitan Education Consultation Center (教育相談センター)

学生・家族向け : 03-3360-8008

教師向け : 03-3360-4160

 

都外 

 地元の子ども家庭支援センターにご連絡ください。検索のキーワードは次の言葉で ○○市、こども、虐待.

Center for Child Abuse Prevention (CCAP)(虐待防止センター:厚生労働省)03-5300-2990

 

 

その他の連絡手段 

Accident and incident report

A-JIS Student Protection Flowchart

Japanese law relating to child protection

服装規定

Meguro Kinder

制服は、学校からの特別な指示がない限り、毎日着用します。制服のアイテムは、Uniform Guideに記載されています。学校からの指示がない限り、代替品で代用することはご遠慮ください。一部のアイテムには学校のロゴが必要です。これらはUniform Guideに記載されており、すでにロゴが付いています。すべての制服にはっきりと名前を付けてください。すべての生徒がスカートまたはパンツを着用することができます。

* 目黒の生徒は体操服は必要ありません。

 

Hikarigaoka K3 – G9

日常生活 

生徒は、常に学校を代表していることを意識し、学習に適した服装をしなければなりません。学習に適した服装であれば、制服も含め、自分の好きな服装をすることができます。また、文化的、宗教的、社会的、政治的、歴史的な観点から、常に敬意を払うことが大切です。

 

フォーマルな場 

遠足や演奏会などでは、アオバのポロシャツに適切な下着と靴、または制服を着用しなければなりません。アオバのポロシャツはTop of the Classで購入することができます。

 

体育 

体育の授業では、Top of the Classで購入できる体育着を着用することが推奨されています。また、体育館で使用する室内用運動靴をご用意ください。

 

 

Bunkyo G10 – G12

上級生が大人になるにつれ、私たちは彼らがますます責任感を持ち、自分の決断に責任を持つようになって欲しいと考えています。そのため、さまざまな場面において、そこでの服装が周りに与える印象の意味を理解できるよう、制服のガイドラインを変更しました。10〜12年生の上級生は、アオバの生徒として、毎年初めにアオバに所属することの意味と文化的、宗教的、社会的、政治的、歴史的に常に敬意を払うことの大切さを話し合います。

 

日常生活 

シニアスクールの生徒は、常に学校を代表していることを意識し、学習に適した服装を心がけ、自分の好きな服を選択することができます。

 

フォーマルな場 

シニアスクールの生徒は、フォーマルな場面で着用するネクタイとピンバッジを購入する必要があります。このような場面では、生徒が学校を代表し、まとまりのある団体であることが求められます。服装は、ブレザー、白の襟付きシャツ、フォーマルなパンツ/スカート、ドレスシューズとし、学校のネクタイとピンバッジを身につけます。

 

体育 

体育の授業では、Top of the Classで購入できる体育着を着用することが推奨されています。また、体育館で使用する室内用運動靴をご用意ください。

 

購入先

制服の主なサプライヤーは、  Lands’ End と Top of the Classです。

 

購入方法

Top of the Class : www.schooluniform.jp/how-to-order/

 ご質問等は直接ご連絡ください。

Lands’ End : www.landsend.com

学校登録番号 900160342. ご質問等は直接ご連絡ください。

 

制服アイテム

各学年ごとのアイテムは、Uniform Guideに詳しく記載されています。一部のアイテムには学校のロゴが必要です。これらはUniform Guideに記載されており、すでにロゴが付いています。すべての制服にはっきりと名前を付けてください。すべての生徒がスカートまたはパンツを着用することができます。

 

Sizing

Top of the Class は、年齢別または身長(cm)別のサイズを提供しています。

Lands’ End 正確なサイズを確認するためのチャートを提供しています。ズボン、ショートパンツ、スカートは、内側のウエストバンドが調節可能なゴム製です。ズボンはお好みの長さに裾上げができます。

通学方針

光が丘キャンパス 

光が丘駅からの通学路 

下の地図中グレーで示した部分は団地の私有地です。公園の横の公道すなわち、青で示した推薦通学路をお使いください。 

登下校  

家族の方が送り迎えで学校に来られるときは、必ず体温を測ってから来校してください。ご家族の校舎への入室は原則禁止です。開門時間は8.10~8.30、15.30~15.50です。ご家族の方は8時20分より前に校舎に入ることはできません。安全のため、生徒の登下校時は常に正門(バスゲート)を使用してください。保護者同伴の場合は、保護者も正門を使用してください。

通学は徒歩、自転車、公共交通機関を利用ください。その他の交通手段での通学は、個別に手配の上、学校が事前に承認した場合を除き、認められません。自家用車で来校される場合は、下記の「自家用車で来校する場合」をご参照ください。

 

スクールバス 

アオバではすべてのお子さまの安全を最重要視しています。安全かつ円滑なバス運行のため、バスに乗るアオバの生徒全員に以下の規則を適用しています。 

School Bus Rules and Guidelines (Hikarigaoka)

 

朝のバス 

  • 8時10分 バス会社の支社長および運行部長がバス用校門を開け、スクールバス全車が学校に到着するまで校門の外に立ってバス、通行人、車両の通行を誘導します。 
  • 8時10~20分 スクールバスが8台学校に到着し、指定場所に駐車します。  
  • 早めに到着した運転士が先導して、他の運転士は指定場所にバスを駐車させるか、バス用校門の外に立って安全を確認します。 
  • 8時10~25分 スクールバス駐車後、安全に下車できるかどうかをバスアテンダントが確認します。他のバスが進入してきた場合は、そのバスが駐車するまで生徒にバス内で待ってもらいます。1年生以上の生徒には自分で校舎に入ってもらいます。幼稚園児は、教室までバスアテンダントが付き添います(8時10分以前に着いてしまった場合は、8時10分に校舎の玄関が開くまで車掌と一緒にバス内で待ちます)。  
  • 8時30分 バス会社の支社長と運行部長がバス用校門を閉めます。 

午後のバス 

  • 3時25分 交通担当コーディネータがバス用校門を開けて迎えに来た保護者をお迎えし、最後のバスが発車するまで生徒を見守ります。 
  • バスアテンダントが毎日のバスリストを手に、バス用校門の外に立ちます。 
  • 3時30分 運転士がエンジンをかけ、車内温度を調節します。運転士と運行部長がライトや方向指示器などの基本的機能に支障がないか、バスの下に異物が取り付けられていないかを確認します。 
  • 職員と当番教師がバスエリアに立ち、生徒の乗車を助けます。 
  • 3時30~45分 小学1年生以上の生徒は自分で指定されたバスに乗り込み、幼稚園児は担任の教師がバスまで付き添います。幼稚園児が自分のチャイルドシートに着いてシートベルトを締めるのを車掌が手伝います。生徒が乗っている間、バスアテンダントは当日のバスリストの名前と照合し、当日の乗客がすべて乗っているかを確認します。 
  • 全員が乗ったら、バスアテンダントが人数を数え、全員の乗車とシートベルトが締まっていることを確認します。 
  • 3時40分 運行部長がバス用校門の外に立ち、一般道へと誘導します。徒歩で帰る生徒とその両親、通行人、自転車の通行を職員が見守ります。 
  • 3時40~45分 すべてのバスが学校を出発します。 
  • 3時45  職員がバス用校門を閉めます。 

 

車で登校する場合 

車で来校される場合は、学校周辺または光が丘駅周辺の駐車場を利用し、徒歩で校内にお入りください。  

お子様の送り迎えの際、学校前に停車することはご遠慮ください。また、ファミリーマート、A-Colle店(学校向かい側)には駐車しないでください。

 

近くの駐車場には以下のようなものがあります。 

 

光が丘IMA駐車場: http://www.ima-hikarigaoka.jp/access/

ホテルカデンツァ: https://h-cadenza.jp/en/access/

 

自転車で登校する場合 

生徒は自転車で通学できます。全員ヘルメットと防護手袋を着用ください。自転車の登録と保険に加入していることをご確認ください。自転車用のフォームがありますので、そちらにご記入をお願いします。低学年の保護者は、自転車で送迎することが可能です。その場合、正面校門をご利用ください。 

*2020年4月1日現在、東京都は自転車事故が起きたときに相手に負わせた物損、傷害に対して補償できるように、すべての自転車利用者に対して自転車損害保険などの保険に加入することを義務付けています。

 

遅刻の場合 

お子さまがやむを得ず遅刻する場合は、受付までご連絡ください。遅刻した生徒は受付で体温を測定後、健康チェックシートで問題がなければ遅刻パスが発行されます。遅刻パスを持たない生徒は教室に入ることができません。 

 

ご家族の来校について

保護者の方は校舎への入室を制限されています。ご家族は学校ロビーの正面玄関から入室していただきます。特別な事情で校舎に入る必要がある場合は、attendance@aobajapan.jp宛、メールにて予約・登録をしていただき、指示に従ってください。予約・登録のないご家族は、校舎への入室をお断りすることがあります。

学校受付では、お子さまの忘れ物の受け取り、保管はしておりません。必ずお子さまの学校用品の確認をお願いします。お弁当、水筒、お子様のお薬は保健室でお預かりします。事前にメール(attendance@aobajapan.jp)でご連絡の上、指示に従ってください。

 

文京キャンパス 

巣鴨駅(JRもしくは都営地下鉄三田線)または駒込駅(JR)からの通学路 

 

最寄り駅は巣鴨駅(JR山手線もしくは都営地下鉄三田線)または駒込駅(JR山手線)となります。             

重要:駒込駅を利用の場合は、通学路としてのルートが、地域コミュニティーとの合意により、指定されています。

 

巣鴨駅からのルート

駒込駅からのルート

登下校    

ご家族の方が学校に来られる場合は、事前に体温を測ってください。原則として家族の方は校舎には入れません。 校門は午前8時10~30分、午後3時30~50分まで開いています。午前8時20分より前に校舎に入ることはできません。安全上の理由から、生徒の登下校時は常に正面校門(六義園側)を使わなくてはなりません。付き添いの保護者の方にも正面校門を使っていただきます。 

 

自家用車・自転車で学校内に入ることはできません。 

遠足や緊急の場合などを除いて通学用のスクールバスの運行はありません。 

 

自転車で通学する場合

生徒は自転車で通学できます。全員ヘルメットと防護手袋を着用ください。自転車の登録と保険に加入していることをご確認ください。

*2020年4月1日現在、東京都は自転車事故が起きたときに相手に負わせた物損、傷害に対して補償できるように、すべての自転車利用者に対して自転車損害保険などの保険に加入することを義務付けています。

 

学校には駐輪場がありません。自転車通学の場合は、巣鴨駅周辺の公共駐輪場をご利用ください。

 

巣鴨駅周辺公共駐輪場

Place Address TEL
Sugamo minami bicycle lot (North) 2-7-11 Sugamo 03-3576-0165
Sugamo minami bicycle lot (South) 1-13-8 Sugamo 03-3576-0165
Sugamo Kitaguchi Hakusan bicycle lot A 3-31 Sugamo 0120-773281
Sugamo Kitaguchi Hakusan bicycle lot B 3-30 Sugamo 0120-773281
Sugamo Kitaguchi Hakusan bicycle lot C 3-27 Sutamo 0120-773281

 

車について

校内には駐車場がありません。学校周辺の有料駐車場をご利用ください。なお、学校周辺の路上駐車は、臨時駐車も含め、固くお断りします。

 

遅刻の場合 

お子さまがやむを得ず遅刻する場合は、前もって受付までご連絡ください。遅刻した生徒は受付で体温を測定後、健康チェックシートで問題がなければ遅刻パスが発行されます。遅刻パスを持たない生徒は教室に入ることができません。 

 

ご家族の来校について 

ご両親が校舎へ入るにあたっては制限がございます。ご家族の方は学校ロビーの正面玄関よりお入りください。特段の事情があって校内に入る必要があるときは、予約と登録をreception@aobajapan.jpまでメール後、指示に従ってください。予約・登録のない方は校舎への立ち入りをご遠慮願うこともあります。   

学校の受付ではお子さまの忘れ物の受け取り、保管はしておりません。お子さまの学校用品についてチェックをお願いします。お弁当、水筒、薬は保健室で受け取ります。事前にreception@aobajapan.jpまでメールのうえ、指示に従ってください。 

 

目黒キャンパス 

神泉駅および中目黒駅からの通学路 

東横線中目黒駅・当校間は赤い線に従ってください。京王井の頭線神泉駅・当校間は青い線に従ってください。 

 

登下校 

家族の方が送り迎えで学校に来られるときは、事前に体温を測ってください。原則として家族の方は校舎には入れません。校門は午前8時40分~9時、午後3時~3時20分まで開いています。8時40分より前に校舎に入ることはできません。 

 

スクールバス 

School Bus Rules and Guidelines (Meguro)

お子さまがバス乗車の登録をされていれば、登校初日からバスに乗ることができます。保護者の方には、お子さんがバスに乗る前に体温を測っていただきます。体温が37.4℃以上の場合は在宅の必要があります。(3歳児以上のお子さまについては)バスに乗る前に手を消毒のうえ、マスクを着用させてください。 

 

*お子さまがバスを待つ間、ご両親はお付き添いください。 

 

朝のバス 

  • 8時40~50分 バスが到着するまで3人の担当スタッフが本校舎外で待機します。 
  • 8時50~9時 スクールバス駐車後、安全に下車できるかどうかをバスアテンダントが確認します。2歳児、3歳児が階段を上がって校舎に入るまで2人の担当スタッフが付き添います。車庫にいる4歳児、5歳児には担当スタッフ1人が付き添います。バスが発車して安全になり次第、4歳児、5歳児が4歳児・5歳児用校舎に入るまで担当スタッフ1人が付き添います。 
  • 車内に忘れ物が残っていないことをバスアテンダントが確認したうえで、学校敷地を後にします。 

午後のバス 

  • 2時半前 バスが目黒キャンパスに向けて出発する前に運転士がエンジンをかけ、車内温度を調節します。運転士と運行部長がライトや方向指示器などの基本的機能に支障がないか、バスの下に異物が取り付けられていないかを確認します。 
  • 2時半 バスが目黒キャンパスに到着。バスアテンダントが職員に声をかけ、当日午後の乗客名を確認します。
  • 職員と当番教師がバス周辺に立ち、生徒の乗車を手伝います。 
  • 2時45~50分 当日バス乗車予定の生徒は全員職員に付き添いの下スクールバスに乗り込みます。バスアテンダントが席まで生徒を誘導し、シートベルトを締めるのを手伝います。生徒が乗っている間、バスアテンダントは当日のバスリストの名前と照合し、当日のバス利用者がすべて乗っているかを確認します。 
  • 全員が乗ったら、バスアテンダントが人数を数え、全員の乗車とシートベルトが締まっていることを確認します。 
  • 2時50分 バスが学校を出発します。 

 

車で登校される場合 

車でお子さんを学校に送られる場合、学校近くの駐車スペースをお使いのうえ、お子さまは学校まで歩いてお連れください。学校には送り迎え用の駐車スペースはございません。 

学校前の路上や周辺住民宅前の駐車はご遠慮ください。  

 

自転車で登校される場合 

小さいお子さまのご両親は、自転車で学校まで送ることもできます。自転車は車庫に駐輪できます。

*2020年4月1日現在、東京都は自転車事故が起きたときに相手に負わせた物損、傷害に対して補償できるように、すべての自転車利用者に対して自転車損害保険などの保険に加入することを義務付けています。

 

遅刻の場合 

お子さまがやむを得ず遅刻する場合は、事務所までご連絡ください。遅刻した生徒は事務所で体温を測定後、健康チェックシートで問題がなければ遅刻パスが発行されます。遅刻パスを持たない生徒は教室に入ることができません。 

 

ご家族の来校について

ご家族は校舎への入室が制限されますが、オフィスへの入室は可能です。特別な事情で校舎に入る必要がある場合は、meguro@aobajapan.jp宛、メールにて予約・登録をしていただき、その指示に従ってください。予約・登録のないご家族は、校舎への入室をお断りする場合があります。

保険ポリシー

アオバでは、学内、学外、国内、海外での教科課程や正課併行活動、課外活動中のケガや事故に備えて、すべての生徒に医療保険を提供しています。この保険は食中毒にも適用されます。アオバのイベントに参加している生徒以外の方、保護者、訪問者は、学内でのケガについて補償されます。

言語ポリシー

ポリシー・ステートメント

アオバの言語ポリシーは、職員、事務局およびアオバ・コミュニティに寄せられた意見に基づき作成された作業文書です。本ポリシーは、IB(国際バカロレア)の原則および実践要綱に即しています。本ポリシーは、アオバでの言語学習に関する概要および指針を定めることを目的とし、文化的豊かさと多様性のある実践的な環境を通じて、学校のカリキュラム全体に浸透しています。本ポリシーは、学ぶこと、リスクを取ること、そして世界に変化をもたらすことへの意欲を持った国際的マインドと思いやりのある協調的な生徒を育てるという本校のミッションを達成できるよう、教職員とアオバ・コミュニティに約束いただくものです。

 

言語に関する理念

アオバでは、言語習得および言語学習に関して、以下の共通認識を共有します。

  • 言語は、全てのカリキュラム分野および全ての学習分野における効果的学習に必須であることから、重要な焦点です。
  • 言語は、生徒が生涯にわたり学習し、高度に複雑化したネットワーク社会に積極的に参加するために必須です。
  • 私たちは、ホスト国の文化と言語を学習することの重要性を重視しています。これは、学校全体で初級レベルからネイティブ・レベルまで日本語および日本文化を教育していることに表れています。
  • 教師全員が言語の教師であり、担当分野の言語慣用と語彙の用法を生徒に明確に教授することが要求されます。
  • アオバでは、言語はあらゆる学習の中核であり、意味を構築し、世界の理解を深めるために使用されるものと考えています。本校は、言語は実践的な環境下で学ぶのが最も効果的であると考えています。
  • 複数言語の習得と母国語の維持は、個人の成長を促すとともに、国際理解を促進します。
  • 指導言語を英語とする一方で、本言語ポリシーでは、理解、インクルージョンおよび多言語使用を促進するため、生徒が母国語で質問することを認めています。
  • 生徒は、「聞く・話す・読む・書く」に積極的に参加することによって、最も効果的に言語を学ぶことができます。アオバでは、探究とチーム学習に重点を置いた様々な方法と戦略を通じて言語にアプローチしています。教師全員が言語の教師です。コミュニケーションの慣行は科目ごとに独自性があるため、生徒の成功を促すには、適切なサポートと教師の模範が必須になります(例:実験レポート、文学的エッセイ、手紙など)。
  • 生徒の言語レベルに合わせて課題と期待値を差異化するすることで、生徒がカリキュラムに取り組みやすくなるようにします。
  • 言語使用の評価は、筆記と口頭の双方を真正にバランスよく行う必要があります。継続的フィードバックと生徒の自己評価が生徒の学習をサポートします。

 

アオバの言語環境

アオバの生徒は、ホスト国の国籍を持つ大部分の生徒と、その他の多様な言語および文化を持つ少数の生徒とで構成されています。本校は、これを踏まえて生徒に提供する言語を選択しました。本校の生徒の多くは、追加言語として英語を使っていると認識しています。書き言葉、話し言葉のいずれについても、本校の生徒全体の英語力には幅があります。本校の言語プログラムの有効性を判断し、フィードバックと学習重点分野を生徒に伝えるため、外部および内部の評価ツール(例:ISA、PAT、DRAおよびWIDA)の結果を使用する場合があります。

 

入学

生徒のサポートおよび教師への情報提供のため、G1以上の学年に入学する新入生については、生徒の英語力のレベルを確認する4つの言語分野(リーディング、ライティング、スピーキング、リスニング)の英語力判定テストが実施されます。

中等部(G7からG9)に入学する生徒のうち、英語力が不十分な生徒は、カリキュラムが履修可能であることを確認するため、指導言語を習得し、使用する能力があることを証明する必要があります。

高等部のアカデミック・プログラム(G10からG12)は、カレッジ又は大学への進学準備を目的としているため、生徒には、出願する学年に見合ったアカデミック・イングリッシュの能力が要求されます。

 

指導言語

アオバの全員の言語およびコミュニケーションのニーズを満たすため、指導言語でありコミュニティの共通語である英語をインクルージョン言語として推奨しています。そのため、生徒、教師、事務員および保護者は、コミュニティ意識と帰属意識を確立するため、可能な限り英語で会話することが奨励されます。

 

バイリンガリズムに関する理念

アオバは、IB認定校として、複数言語を学ぶ機会を生徒に提供しており、一部の生徒には2言語が流暢なバイリンガルになる機会を提供しています。複数言語に触れることおよびバイリンガリズムは、言語面のみならず、生活や学習のあらゆる面で多面的な視点を提供するものと確信しています。

 

母国語に関する理念

アオバでは、IBの理念に基づき、母国語の適切な使用を推奨し、重視し、支援します。

母国語の基礎と継続的な強化は、他のあらゆる言語の習得に必須なものであり、アイデンティティ、文化理解そして共感力を維持する上でも極めて重要です。

日本文化・日本語学習プログラムは、ホスト国の生徒の母国語学習を支援するものであり、全学年を通じて提供されています。

このプログラムは、日本の文部科学省の基準で示された指針に基づき構築されています。アオバは、生徒が指導言語を明確に理解できない場合に、母国語を用いて翻訳し、明確化することの必要性を認識しています。家庭環境でも母国語を継続的に積極的に使用することが推奨され、保護者には母国語の発達を継続させる必要性が伝えられています。母国語をサポートすることで、子供たちは自身の文化との繋がりを維持することができます。また、自身の母国語が重視されることから、情緒的な効果も得られます。学問的な利点には、ある言語から他言語へと言語構造や思考力を移行させることにより、語学力に必須の関連付けと土台が得られることが含まれます。

 

追加言語の学習および接触に関する理念

JSL(Japanese as a Second Language)プログラムは、日本語が不自由な生徒を対象に、ホスト国の文化的認識と言語習得を促進するプログラムです。アオバのミッション・ステートメントで強調されている通り、本校は、複数言語の習得は個人の成長を強化し、国際的志向を促進するものと確信しています。

 

追加言語としての英語(コミュニケーション・サポート)

アオバは、コミュニケーション・サポート対象の生徒が、社会的交流や学業上の成功のために十分な英語力を身につけ、自信をもってIBのカリキュラムに取り組み、理解できるようにするため、包括的なプログラムを提供します。

幼稚部では、英語の完全な初心者も受け入れています。G1からG6までの英語が限定されている生徒には、英語習得を支援するサポートを提供します。

G1からG5までの生徒で、インクルーシブ・コミュニケーション・サポートの対象となる生徒については、必要に応じて特定の教科を修正することや、生徒用のWIDA Can Do Descriptorで(学年と習熟度に基づき)修正される言語目標を設定すること等を通じて生徒のニーズを満たします。このような生徒には、本校のコミュニケーション・サポートのチームがその日の重要なタイミングで、授業中のサポートを行います。

本校では、学年度の学年レベル評価サイクルに合わせて 、2期制でのコミュニケーション・サポートを実施しており、各学期末に全校でこれを採用しています。修了基準として、本校では内部プログラム評価を用い、各言語領域(スピーキング、リスニング、ライティング、リーティング、話し言葉、および識字能力)について、各生徒の総合的な英語力を加重した複合スコアを算出します。 

 

MYPでの英語

G7からG9までのコミュニケーション・サポート対象生は、ソーシャル・インクルージョンと言語習得の強化のため、メインのクラスにも在籍しながら、複数の段階に分かれたMYP言語習得クラスに登録されます。本校では、これらの生徒のIBフェーズ1から6までの進みをサポートするため、MYPカリキュラムを採用しています。生徒はMYP言語習得ガイドに従って指導を受け、生徒の評価は、IB公認のトレーニングを完了した有資格の教師が関連する基準に照らして行います。生徒は、G10の英語学習に参加し、言語・文学ディプロマ・プログラム(DP Language & Literature)又は英語コミュニケーション・グローバル・リーダーシップ・ディプロマ(GLD English Communication)に進む機会が与えられます。

 

MYPでの日本語

日本語の初級学習者は、MYP日本語習得クラスに登録されます。このクラスは、英語と同様、フェーズ1から6で編成されています。生徒は、MYPの終了時に、教師の推薦に基づき、日本語の流暢さに応じて日本語ディプロマ・プログラム(Japanese language DP)に入ることができます。日本語A言語・文学(Japanese A Language & Literature)、日本語B語学習得(Japanese B Language acquisition)および日本語Ab初級(Japanese Ab initio)の選択肢があります。 

 

役割と責任

本言語ポリシー全体を通じて、コミュニティの各関係者が、言語の習得と使用、ならびに生徒の学習支援に責任を負うこととされています。

 

アオバの言語ポリシーを実施するために、各関係者は以下を行います。

生徒

  • アオバの言語ポリシーで概説された語学学習に積極的に参加すること。
  • 生徒には、幅広い語学学習の機会を求めることが奨励される。
  • 第2言語を学習する場合は、全力を尽くすこと。
  • ホスト国の言語を学ぶ機会を持つこと。
  • インクルージョン言語の使用に責任を持つこと。

 

教師

  • アオバの言語ポリシーを認識すること。
  • 安全で協力的な学習環境を提供すること。
  • 効果的なコミュニケーションの模範を示すこと。
  • 生徒が適切な言語資源を見つけるのを支援すること。
  • 計画、指導、生徒の学習の評価を行う際、生徒の言語のニーズを区別すること。
  • 語学の上達に関して、生徒と保護者に対し、効果的なフィードバックを適時に提供すること。
  • 必要な言語能力に達していない生徒には、適切な部門を紹介すること。
  • 様々な評価・指導方法を用いること。
  • 教師全員が語学教師の役割を担っていることを理解すること。
  • 生徒およびその家族と積極的に英語でコミュニケーションを取ること。

 

保護者

  • アオバの言語ポリシーを認識し、これを支持すること。
  • 子供が母国語を維持することを奨励し、そのための機会を提供し、支援すること。
  • 学校・家庭双方での言語学習のあらゆる分野のリソースとサポートを提供すること。
  • 子供の上達を観察し、懸念事項がある場合は、まずは担任教師に伝えること。

 

事務局

  • 全保護者がアオバのポリシーおよび実施要項にアクセスできるよう徹底すること。
  • 学校の語学プログラムに、十分なリソースと人員を提供すること。
  • 学校の全セクションを通じて、語学指導、評価および報告の一貫性を確保すること。
  • 言語ポリシーの定期的な見直しを提言すること。
  • 追加言語としての英語の最新指導実務を学ぶ研修機会を得るための支援を教師に確実に提供すること。

 

参照

初等教育、中等教育およびディプロマ・プログラム:学校の言語ポリシー策定に関するガイドライン。IB言語ポリシー

 

評価に関するポリシー

はじめに

評価は、あらゆる教育および学習に不可欠なものです。全てのIB認定校は、プログラムの理念と目標を反映した評価手順と報告方法を策定することが期待されています。

本書面は、以下を示すことを目的としています。 

  1. 評価、評定および報告に関する本校の理念。
  2. 評価、評定および報告という用語の一般的定義。
  3. 評価、評定および報告のガイドラインおよび手順。

本書は、国際バカロレア機構により概説されている最新の教育研究、ベスト・プラクティスおよび評価原則に基づいています。本書は、効果的な評価・報告の実践モデルをアオバに提供するものです。さらに本書は、国際バカロレア(IB)が定める基準、原則および実施要綱を満たしています。本書には、アオバの教職員全員が遵守することが定められています。

 

アオバにおける評価の原則

全プログラム(PYP、MYP、DPおよびGLD)に適用されるIBの主要な評価原則(以下で概説するもの)は、アオバの評価原則を構成します。

  • 評価は、計画、指導および学習に不可欠である。
  • 評価システムおよび評価手法が生徒および保護者に明確に示されていること。
  • 形成的評価と総括的評価のバランスが取れていること。
  • 生徒同士の評価、および自己評価が予定されていること。
  • 自己の学習を振り返る機会が予定されていること。
  • 新たな学習を開始する前に、生徒の現在の知識および経験を評価すること。
  • 生徒に、今後の学習の基礎となるフィードバックを行うこと。
  • 家族への報告は、有意義なものであること。
  • 指導と学習、および個々の生徒のニーズに関する情報を提供するため、評価データを分析すること。
  • 評価は、カリキュラムの有効性を測るために行うこと。

 

アオバでの評価

評価とは、生徒が知っていることや出来ることを測定することです。生徒をいつ、どのように評価するかは、計画、指導および学習に直接役立ちます。効果的な評価を行うことで、教師は生徒の学習状況を把握し、指導方法を調整して達成度を向上させることができ、これにより生徒を学習の中心に据えることができます。教師は、教師主導の評価を行うことに加え、バランスの取れた多様な評価課題を提供する必要があります。有意義な自己評価および生徒間の評価に生徒を参加させてください。評価作業を開始する前に、生徒は評価手法および期待される事項を全て知っておく必要があります。また、生徒は、フィードバック・セッションや自己の学習ニーズをサポートするため、自己反省活動において教師のサポートを受けて、自身の学習の主導権を握り、評価の設計に関与することが期待されます。

保護者への報告は有意義であるべきです。保護者には、生徒の学習状況、評価・評定システム、および生徒の学習サポートにおいて保護者が担う役割について、随時情報提供を行う必要があります。生徒の学習状況を全関係者に知らせ、今後の学習目標へと導くため、各生徒に関する正確な評価記録および評価文書を保管します。評価は、生徒、教師および保護者/後見人の積極的な連携により行われます。期待する事柄を明確にすること、良好なコミュニケーションを取ることは、全員に共通の責任です。本校のカリキュラムにおける評価の構成要素は、密接に関連する3つの分野に分かれています。

 

評価:生徒が知っていること、学んだことをどのように発見するか

記録:データをどのように収集、保管、分析するか

報告:達成度と進歩状況をどのように伝えるか 

 

評価データ

アオバの評価の枠組みは、内部評価ツールおよび外部評価ツールで構成されています。外部評価ツールは、外部で考案された一般的評価に基づき、全体的な傾向を示す年間データを提供するものです。内部評価ツールは、学校のカリキュラムにおける進度を示す、連続的かつ反復的なポイント・イン・タイム・データ(特定時点のデータ)を提供するものです。

アオバでは、外部で考案されたインターナショナル・スクール評価テスト(International Schools Assessment (ISA))のツールと、リーディングおよび数学のプログレッシブ・アチーブメント・テスト(Progressive Achievement Test in Reading and Mathematics (PAT-R & M))を使用します。この外部データは、学校全体の進度またはその他を示す情報を提供します。外部データは、他校と比較することもできますが、外部データの長所は、本校のプログラムの質を確認したり、本校のプログラムを変更する必要性を示唆したりすることが可能である点にあります。このデータは、本校が策定する学校全体またはセクション別(G1から3、G4から6、G7からG9、G10から12)の介入に役立てられます。

アオバでは、本校の日々の指導実務に関する情報を得るため、内部で考案された評価ツールを使用します。本校では、全校的な内部評価ツールを3つ使用します。以下がそのツールです。

  • 下記分野における生徒の学習状況を測定する、コア・アセスメント
    • 学習プロセス
    • 批判的および創造的思考
    • コミュニケーション
    • チームワーク
  • カリキュラム(IBプログラム、GLD、Grade10トランジションを含みます。)
  • リテラシーおよびニューメラシー

 

評価ツール

 

外部評価ツール

ISA

インターナショナル・スクール評価テスト(International Schools Assessment (ISA))は、インターナショナル・スクールの生徒の数学的リテラシー、リーディングおよびライティングの能力を測定するために特別に開発された年次評価プログラムです。ISAは、経済協力開発機構(OECD)が考案した学習到達度調査(Programme for International Student Assessment (PISA))のリーディングおよび数学的リテラシーの枠組みとして、国際的に承認されています。ISAのレポートには、生徒が知っていること、および生徒が出来ることに関する詳細な情報が記載されています。この結果は、個人レベルおよび学校レベルでの経時的変化を追跡するため、年度毎に等化されます。

 

PAT-M

数学のプログレッシブ・アチーブメント・テスト(Progressive Achievement Test in Mathematics (PAT-M))は、生徒の数学の能力および概念的理解の達成度に関する情報を教師に提供します。PAT-Mでは、流暢さ、理解、問題解決および推論が評価対象となります。3分野にわたる数学的能力を測定します。

  • 数と代数
  • 測定と幾何学
  • 統計と確率

 

PAT-R

リーディングのプログレッシブ・アチーブメント・テスト(Progressive Achievement Test in Reading (PAT-R))では、読解力と語彙力が評価されます。テスト結果は、経時的な進度のモニタリングおよび介入のための情報を提供します。PAT-Rは、次のプロセスを対象に読解力を評価します。

  • 情報の抽出
  • 暗黙的解釈と明示的解釈
  • リフレクション

 

内部評価ツール

コア・アセスメント

アオバ・コア・アセスメントの構造は、幼稚部からG12までの4課程における理解度と応用力を評価する枠組みを提供します。

  • 学習プロセス
  • 批判的および創造的思考
  • コミュニケーション
  • チームワーク

 

カリキュラム評価

日々の実践において、本校は、その時点で提供されているカリキュラムの評価プロトコルを適用します。

  • IB(幼稚部からG12まで)
  • G10トランジション
  • GLDディプロマ(G11から12)
  • リテラシーおよびニューメラシーの評価 

リテラシーおよびニューメラシーに関するデータは、体系的に生成され、生徒、教師および保護者と毎月共有されます。

 

総括的評価と形成的評価

ベスト・プラクティスに関する最新研究とIBのガイドラインに即して、教師は様々な形成的課題および総括的課題を行います。

 

形成的評価

形成的評価とは、生徒の学習を改善するために証拠を収集、分析、解釈、利用するプロセスを意味します。継続的な形成的評価は、生徒の知識、概念的理解、学習のアプローチ(Approaches to Learning(ATL))および学習者像に関する教師の理解に役立てるために行われます。形成的評価は、カリキュラムに組み込まれ、日々の学習過程に織り込まれており、指導の不可欠な部分をなしています。形成的評価は、教師と生徒に、学習の進み具合に関する情報を提供します。また、形成的評価は、教師が次の段階の学習計画を立てる際に役立ちます。形成的評価は、継続的に行われ、記録およびファイルされた体系的・臨時的な観察、逸話記録、公式・非公式の面談、成果物サンプル、拡張プロジェクト、パフォーマンス、展示会、パフォーマンス試験、様々な形式の短答試験等が含まれます。この学習の証拠は、採点簿、ファイルまたはポートフォリオに保管され、生徒および教師が生徒の進歩を振り返り、概括し、評価するのに使用することができます。

形成的評価は、与えられた課題のタイプを慎重に考慮することにより、知識と能力の深い理解を促します。生徒は、年度を通じて(例えば、各探求の単元(Unit of Inquiry)のはじめに)目標設定のプロセスに参加します。生徒は、フィードバック・フォームや、公式・非公式の面談およびディスカッションを通じて、自身および仲間の学習の形成的評価に参加します。生徒間の評価は、非常に安全かつ協調的な学習環境を要するため、トレーニング期間とクラスでの話合いを経た後に、慎重に実施する必要があります。

形成的評価では、生徒が学習するにあたり、詳細なフィードバックが生徒に提供されます。これは、生徒によくできている点を理解してもらい、教室での学習に結びつけ、学習の進行中に次の段階に到達するにはどうしたらよいかについて具体的に指導するものです。教師は、形成的課題に関して、成績向上を目的とする詳細なフィードバックを頻繁に提供します。

提供するフィードバックは、励ましや肯定的フィードバック、建設的な批評を記載するなど、ポジティブなトーンで記載され、改善のインセンティブを与えるものである必要があります。総括的評価の実施に先立ち、教師は、総括的評価の対象となる各基準について少なくとも1回は形成的評価を実施すること、また、プログラムの要求事項に応じて、ユニット・プランナーに記録することが期待されます。

原則として、このフィードバックに成績は記載されませんが、場合により、診断ツールおよび改善のインセンティブとして、レベルまたは点数が記載される場合があります。形成的評価は、通常、学年の決定には使用されませんが、総括的評価データが不足している場合は、使用される場合があります。形成的評価においては、生徒が伸ばすべき知識、能力および理解を正確に特定することの方が、はるかに重要です。

 

総括的評価

総括的評価は、知識、概念的理解、学習のアプローチ(Approaches to Learning(ATL))および学習者像を評価するために行われます。総括的評価は、指導・学習サイクルの適切な時点で行われ、生徒には、新しいオーセンティックな文脈で自らの知識を応用し、自身が知っていることや出来ることを実証する機会が与えられます。総括的評価は、あらかじめ定義され、形成的評価の前および形成的評価中に生徒に伝えられている基準に照らし、特定の時点で生徒の学習を評価する手法です。この種の評価から収集される情報は重要ですが、あくまでも学習プロセスの一部の側面の評価に役立つに過ぎません。

各総括的課題の時期、範囲および形式は、事前に明確に生徒に伝える必要があります。また、ルーブリック、模範および模擬評価を事前に配布し、これについて話合うことが必要です。MYPプログラムおよびDPプログラムでは、IBグレーディング・スケール(1から7)が使用され、「From Principles to Practice」等の各ガイドに概説されている手続に準拠します。

 

アカデミック・オネスティ

学習を有効なものにするために、生徒は誠実に学業に取り組まなければなりません。生徒が不正行為や教育プロセスの完全性を損なう行為を行った場合、その生徒は、自身の品格を落とし、仲間の努力を損ない、国際バカロレア・プログラムの価値を貶めることになります。アオバには、IBガイドラインに即し、アカデミック・オネスティに関する手続を概説した明確なガイドラインが存在します。本校には、DPプログラムに関する明確なガイドラインを規定した「アカデミック・インテグリティ・ポリシー」が存在します。(DPハンドブックを参照してください。)

 

面談および報告

面談および報告は、個々のプログラムに関して知識、概念的理解、コア・アセスメント、学習のアプローチ(Approaches to Learning(ATL)および学習者像を評価するために行われます。アオバの評価に関する報告には、生徒が知っていること、理解していること、出来ることの伝達が含まれます。この報告は、生徒の学習の進捗を説明し、伸ばすべき分野を特定し、プログラムの有効性に寄与します。保護者、生徒および教師への報告は、面談、ポートフォリオおよび報告書を通じて行われます。

フィードバックを伴わない評価は、単なる判断に過ぎません。フィードバックは、私たちが判断を解釈し、私たちの取組みを改善するために必要な評価の構成要素です。報告は、学校のアセスメント・ポリシーの中で最も公的な側面と言えるでしょう。そのため、生徒や保護者にとって有用で明確な情報を提供するために慎重な検討が必要になります。報告は、面談や報告書を含む、様々な形式で行われます。

報告が効果的であるためには、以下を満たす必要があります。

  • 保護者、生徒、教師がパートナーとして関与すること。
  • 本校のコミュニティが重視している事柄が反映されていること。
  • 包括的、正直、公正かつ信頼に足るものであること。
  • 全関係者にとって明確で理解可能なものであること。
  • プログラムの基準に照らして評価された結果が反映されていること。
  • 教師が報告プロセスで知った内容を、その後の指導や評価の実践に組み込むことを可能にするものであること。

 

面談

面談は、教師、生徒および保護者間での情報共有を目的とします。アオバでは、年度を通じて様々な面談を奨励しています。

  1. 教師主導の三者面談
  2. 生徒主導の三者面談
  3. 保護者と教師の面談

 

教師主導の三者面談

教師主導の三者面談には、生徒、保護者および教師が参加します。生徒は、自身の学習や理解について、保護者や教師と話し合います。保護者と教師は、このプロセスを通じて生徒をサポートする役割を担います。生徒は、教師の指導とサポートを受けて事前に共有することを選択した成果物サンプルについて(生徒のポートフォリオから選択することも可能です。)、自己評価と振り返りを行います。生徒、保護者および教師は協力して、生徒の強みと改善点を確認し、特定します。これにより、新たな目標を設定し、その目標達成に向けてそれぞれがどのようにサポートできるかを全員で決めることにつながる場合もあります。教師は、このプロセスに不可欠な一員であり、面談のメモを取ります。このメモは、その後、報告書で使用することができます。全参加者が、面談の形式と役割を事前に理解しておく必要があります。

 

生徒主導の三者面談

生徒主導の三者面談には、生徒と保護者が参加します。生徒は、面談を主導する役割を担います。また、保護者とこのプロセスを共有することで、自身の学習についても責任を持つことになります。この面談では、生徒が様々な学習状況を通じて自らの理解を実証する場合もあります。複数の面談が同時に行われる場合もあり得ます。面談では、生徒が、保護者と共有する対象として事前に選択した成果物のサンプルについて話し合い、自己評価および振返りを行います。このサンプルは、生徒のポートフォリオから選択されます。

 

報告書

報告書は、生徒の進歩を概説する正式な文書です。また、評価情報や評定情報に基づき、生徒、保護者およびその他の人に対して生徒の進歩に関するフィードバックを行う、もう1つの手段でもあります。

 

評価ツールとしてのポートフォリオ

学校は、生徒の学習の証拠を提示する責任を負っています。例えば、ポートフォリオは、生徒の進歩や達成の記録や評価に使用することができる情報を収集し、保管する方法の一つです。

ポートフォリオは、生徒の学習への参加の記録であり、成功、成長、高次思考、創造性、評価戦略およびリフレクションを実証するように作成されます。ポートフォリオは、学業における生徒の活発な知性を讃えるものです。ポートフォリオは、各生徒の個人およびグループ学習者としての一定期間にわたる進歩や成長を把握することを可能にします。ポートフォリオにより、生徒は、教師、保護者、仲間たちと共に振り返り、自身の強み、成長そして改善点を明らかにし、その上で個人の目標を設定し、指導計画・学習計画を策定することが可能になります。

ポートフォリオに含める学習の証拠は、幅広い体験やカリキュラム分野から収集するべきです。ポートフォリオは、一定期間にわたっての知識、概念的理解、教科の枠を超えた能力、態度、および学習者像の属性の成長を示すために使用されます。また、ポートフォリオは、生徒の行動の記録にも使用される場合があります。ポートフォリオは、学習過程と成果物の双方を記録する必要があります。これには、意味構築の過程にある生徒の画像・映像や証拠も含まれます。また、生徒、保護者、教師およびリーダシップチーム向けの評価や報告のツールとして使用することもできます。

 

コミュニケーション・サポートを受ける生徒の評価

アオバの生徒の語学力は様々です。アオバの生徒には、カリキュラムを履修することができるよう、英語力に応じて追加の言語サポートが提供されます。コミュニケーション・サポートを受ける生徒の評価については、IBのガイドラインに準拠します。

 

プログラム間の連続性

IBプログラムには違いがあるため、初等教育プログラムの内部評価からディプロマ・プログラムの最終外部評価に至るまでほぼ完全に、連続性のある評価が行われます。アオバでは、明確に定義された、透明性のある評価を行います。あらゆる手を尽くして、プログラム間、評価手順間の移行が円滑に行われるよう努めます。MYP専用のガイドラインは、本書の補足文書(「MYPにおける評価および報告」)に記載されています。 

アカデミック・インテグリティ・ポリシー

学問的誠実性

アカデミック・インテグリティとは、教育の指針となる原則であり、他者から個人として信頼されるような責任ある行動を選択することを意味します。

これは、正当で信頼できる公正な学術的成果物を生み出す際の倫理的な意思決定と行動の基礎となります。アカデミック・インテグリティは、定義や体系化された学校方針にとどまりません。また、小学校であるか大学であるかを問わず、いかなる教育機関でも「倫理的文化」の一部となるべきものです。生徒が、高等教育の場や職場でこの原則を厳守しながらこの先の人生を歩み続けることができるよう、本校のコミュニティ全体で受け入れ育んでいくべき義務でもあります。

 

アカデミック・インテグリティの文化、そしてこれに対する一人ひとりの前向きな姿勢を育むためには、全てのIBプログラムにおける意味と学習を真に構築するうえで学問的誠実性がもつ根本的な側面を理解するとともに、方針と優れた学問的実践を組み合わせた学内ストラテジーをつくりあげることが求められます。アカデミック・インテグリティの指針となる原則は、多くの比較的シンプルな教育概念の積み重ねと見なすことができます。これは、PYPの早期段階に開始し、MYPで強化し、DPおよびCPを通じて定着させることができるものです。IBの全生徒が次のことを理解できるよう、年齢に合わせて、求められる事柄を明確に伝え、模範とする必要があります。

  • 個人およびグループとして、正当かつ真正な成果物を作成する責任
  • 他者の成果物やアイデアの出典を明らかにし、資料を正しく引用する方法
  • 情報技術やソーシャル・メディアの責任ある使用
  • 試験中の倫理的かつ誠実な行動を遵守する方法

IB生の学習を支援する教育者は、学習への取組みを発展させる上で自らが担う中心的役割を理解し、教育、学習および評価のあらゆる実践を通じて、アカデミック・インテグリティの原則を強化する必要があります。3

IBOプログラムアカデミック・インテグリティ(2019年)

 

はじめに

「コミュニティの精神がアオバでの体験を形成する」私たちは、アオバジャパン・インターナショナルスクールの学校コミュニティのメンバー全員が、学校における倫理的・道徳的な行動を支える責任を負うものと考えています。知的誠実さとアカデミック・インテグリティの本質を学び、理解することは、関係者の責務です。本書は、学校全体におけるアカデミック・インテグリティの育成に関する行動の指針を示すこと、そして不正行為があった場合に、IBO規則に準拠した公正かつ透明性のある方法でこれに対処する指針を示すことを目的としています。しかし、関係者にアカデミック・インテグリティに関する責任を課してはいますが、私たちの主な目標は、若者たち、そして学習コミュニティのその他の人々が、インテグリティ(誠実さ)に関する事柄について、責任を持って正しい決定を下せるよう支援することにあります。

そのため、私たちは、学習者がアカデミック・インテグリティとは何か、そして自分自身が属するグループにおいてアカデミック・インテグリティを構築することの重要性を理解するための機会が十分に与えられるよう、授業中に議論、討論および探求の機会やプラットフォームを数多く提供します。

また、他のIB認定校と同様、IB学習者像の特性の育成を促進する上でも、本校のアカデミック・インテグリティ・ポリシーは重要であると考えています。私たちは、誠実さと正直さによって示される原則に則った方法でコミュニケーションと行動ができる豊富な知識とオープン・マインドを備えた探究者となれるよう、自らの行動に責任を持ってものごとにあたるよう生徒を促します。これは、アカデミック・インテグリティが学校での通常の教育を通じて明確に育まれるよう、教育や学習のアプローチに細心の注意を払うことで培われます。

 

謝辞

本校のアカデミック・インテグリティ・ポリシーは、国際バカロレアミドルイヤーズ・プログラムおよびディプロマ・プログラムに従って作成されました。また、日本の横浜インターナショナルスクール、韓国のDwight SchoolおよびタイのNISTの各ポリシーによる貢献に感謝します。

 

アカデミック・オネスティおよびアカデミック・インテグリティ:定義

アカデミック・オネスティとは、あらゆる学問的「成果物」が、本人個人の努力によるべきものであることを意味します。他者による知的貢献に対しては、常に、責任を持って適切な方法で謝辞を示す必要があります。上記以外の方法で仕上げた学問的「課題」は、不正とされます。アカデミック・インテグリティには、これよりも広く、深い意味があります。アカデミック・オネスティは、特定の状況(特に評価)に対するものと捉えることができますが、アカデミック・インテグリティはむしろ、学習者として成長する個人の権利に由来する個人の責任の問題です。アカデミック・オネスティが「どのように行動するか」の問題であるとすれば、アカデミック・インテグリティは、「なぜそのように行動するのか」を問題にします。したがって、学問的不誠実への対応に関するポリシーを策定することよりも、アオバのコミュニティ・メンバーの間でアカデミック・インテグリティの精神を育むことが意図されています。

 

学校側の不正・過失

IBは、学校側の不正・過失の定義を、IB加盟校またはその関係者によるIB規則に違反する行為、ならびにIBの試験および評価の正当性を脅かすおそれのある行為としています。これは、評価要素又は試験の実施前、実施中、実施後のいずれの時点でも起こり得ます。

 

学問的不正行為

学問的不正行為とは、学習者が資料、データ、情報を不公平に使用し、特に評価に関して有利になるような個人的な行動を指します。学問的不正行為は、学習者が本校のアカデミック・ポリシーに明記された本校規則に従わない場合に成立します。学問的不正行為には、主に以下のような行為があります。

  • 剽窃
  • 共謀
  • 第三者に依頼した成果物、第三者が編集した成果物、または第三者から取得した成果物の提出 
  • 成果物の複製
  • 不適切、不快または猥褻な内容を含める行為
  • 試験中の不正行為

学問的不正行為とは、「個人に不当な優位性をもたらし、または他の学習者の結果に影響を与えるその他の行為(例えば、試験会場に許可されていない資料を持ち込むこと、試験中の不正行為、CAS記録の偽造・改ざん)」です

 

剽窃

剽窃とは、他者の課題やアイデアを自分のものとして使用することと定義されます。これは、本校において、学習者、教師または保護者が、他者の課題やアイデアの出所を明示することなく、自らの課題でこれを使用する場合に起こります。ただし、アオバの生徒が、元のアイデアおよび/または課題を改良・拡張し、新たなアイデア、作品および手順を作り出す方法を学ぶことは大切なことです。剽窃とは盗むことであり、以下を含みますが、これらに限定されるものではありません。

  • 「適切な引用を行わずに、資料をそのままコピーすること」
  • 「引用せずにコピーされた言葉の大部分(文章またはフレーズ)を自身の言葉と混ぜて使用すること」
  • 課題で許容されない態様で、出典の表現に過度に依存すること(例えば、基本的には自分の言葉で言い換えているが、参照している出典のアイデアと構造を使用しているに過ぎないことが明らかである場合。)
  • 生徒間の剽窃とは、他の生徒の成果物をコピーし、または自らの成果物を他の生徒に貸与して使用させる行為です。 

アオバでは盗用は重大な違反行為であり、懲戒処分の対象となります。全生徒が剽窃について、また情報の出典の著作権を正確に明示する方法について、年齢相応の理解を示すことが求められます。

 

共謀と協働作業

 

協働作業

協働作業/チームワークは、本校の教育と学習の根幹であり、本校のミッション、ビジョンおよびコア・バリューの実現を支えるものです。協働作業とは、同じ課題を作成したり達成したりするために、2名以上の生徒が協力する場合を意味します。 

 

共謀

共謀とは、評価課題を行う際に、複数の生徒が不当な優位性を得るために協力し合うことを意味します。2名以上の生徒が不正な態様で協力し、課題の回答方法、またはアイデアや作品の創作方法に関する教師や学校の指示に反する場合がこれに当たります。

例: 

太郎とジェニーは、一緒に代数の勉強をしています。ジェニーは数学が非常に得意で、様々なトピックについて太郎に説明し、太郎を助けることが何度もありました。作文が得意な太郎は、ジェニーの手助けに感謝していたので、独自に取り組む課題として全生徒に課された日常生活における代数に関する作文を書くことを申し出ました。ジェニーは、太郎が書いた作文に目を通し、誤字脱字を確認し、引用を追加した上で、太郎と同じくこれを自分の作品として提出しました。

太郎とジェニーは、当初は協働作業をしていました。生徒が、他の生徒に何かを説明することは、全く問題がありません。しかし、生徒が各自で課題を行わなければならないのに、同じ作文を自分の作品として提出することは、共謀して教師を欺くことになります。

 

第三者に依頼した成果物、第三者が編集した成果物、または第三者から取得した成果物の提出

教師が設定したルールを回避するために、第三者(家庭教師、保護者、外部指導者)が大部分又は全体を編集した成果物を生徒が提出した場合は、これに該当します。本校では、生徒が成果物を作成する際には、学校の教師のサポートを受けることを強く推奨しています。特に、DPのコースワークは、教科の教師またはスーパーバイザーの確認を受ける必要があります。

 

成果物の複製

成果物の複製は、異なる評価要素または科目について、部分的または完全に同一の成果物を提出することを指します。

 

不適切、不快または猥褻な内容を含める行為

生徒の成果物に、個人的、政治的および/または精神的な価値観の軽視が表れている場合は、重大な違反となります。他者の人種、性別および宗教的信条を考慮しない過度の暴力や露骨な性的文脈を成果物に含めることは出来ません。本校のミッション・ステートメントは、IBの理念に即したものであり、学校コミュニティの文化的多様性を常に考慮する、思いやりとグローバル・マインドを備えた個人を強く支持しています。 

 

試験中の不正行為

試験中に不正行為または妨害行為を試みること、試験会場で許可されていない資料を所持すること、試験中に、口頭または書面の情報を他の生徒と交換し、他の生徒に伝え、または他の生徒から受け取ること、機密資料(例:試験用紙、問題および解答冊子)を試験会場から持ち出すこと、試験時刻よりも前にIBの試験用紙にアクセスすること、試験時間前、試験時間中または試験後24時間以内にIB試験用紙の内容を共有すること、他生徒の学問的不正行為を支援し、または学問的不正行為を報告しないこと。

 

役割と責務

 

教育リーダーシップ・チーム

本校の教育リーダーシップ・チームの全メンバー(PYP、MYP、DPおよびGLDコーディネーターを含みます。)は、以下の責務を負います。

  • 知的なアカデミック・インテグリティと学習者の誠実さの模範を示すこと。
  • 学習コミュニティのメンバーの間で、アカデミック・インテグリティの文化を育てること。
  • 全ての学級担任が、アカデミック・インテグリティの重要性に対する理解を深めるのをサポートすること。
  • アカデミック・インテグリティに関する保護者と教師の説明会。
  • アカデミック・インテグリティの監視が適切に行われるようリソースを提供すること。
  • 不正行為の事案を調査し、証拠で裏付けられた事実を確認する。
  • 不正行為の事案について、学園長に勧告を行う。

 

司書

司書の役割の一つに、PYP、MYP、DPおよびGLDの学級担任と定期的に協力して、アカデミック・インテグリティを理解し、応用するために必要となる学習者のリサーチスキルを向上させることがあります。アカデミック・インテグリティの規則は、図書館および教室に掲示されています。その他の役割としては、アカデミック・インテグリティの文化を育て、これを監視し、これらを教師に伝えるための新たなリソースを発見し、その使用を伝えることがあります。

 

学級担任

IBの教師は、以下を通じてアカデミック・インテグリティを教え、監視する責務を負います。

  • 自らの実践を通じて、アカデミック・インテグリティの模範を示すこと。
  • アカデミック・ポリシーと学問的不正行為の意味を説明すること。
  • 司書と協力して、全学習者にリサーチスキルを教えること。
  • 自らが指導する全学習者のリサーチスキルの質を向上させ、評価すること。
  • 学習者が作成した課題に関して、定期的にフィードバックを行うこと。
  • 生徒が、教師、学校およびIBの期待に即して質の高い成果物を作るために適切な時間を割くことができるよう、対処可能な分量の課題を計画すること。 
  • 学習者をアカデミック・インテグリティから遠ざけた原因を特定および監視し、その原因が減少し、または除去されるよう徹底すること。
  • 模範的実践を見出すため、学習者の課題を監視すること。
  • 学問的不正行為が行われていないか、学習者の課題を監視すること。
  • 不正行為が疑われる場合は、プロフェッショナルな態様で適時に教育リーダーシップ・チームに報告すること。

 

学習者

あらゆる状況でアカデミック・インテグリティを培う道のりは、学習者が良き市民になるための道のりでもあります。コミュニティの一員として、本校の若者たちは、誠実さを備えた学習者としての責務を自覚し、これを発展させなければなりません。本校の生徒は、年齢に適した状況でアカデミック・インテグリティについて教育を受ける必要があり、この責務を受け入れ、これに従う方法を学ぶ必要があります。学習者として成長することは権利ですが、その権利を尊重するための一定の責任が伴います。私たちは、生徒一人一人の中で誠実さが育つことを希望していますが、アオバでは不正行為は許容されません。そのため、全生徒には、本アカデミック・インテグリティ・ポリシーおよび関連するIBOポリシーで概説されたガイドラインに従い、不正行為に関与しないことが求められます。

IB学習者には、本ポリシーを十分に理解し、全ての課題に取り組む上で完全なアカデミック・オネスティを維持することが求められます。

 

保護者/法定後見人

保護者/法定後見人は、学校と緊密に連携して、アカデミック・インテグリティの重要性を強化する重要な役割を担います。保護者、教師および学習者は、アカデミック・インテグリティに関するIBの原則を遵守するため、またIBプログラムにおける生徒の学習と成功をサポートするため全力を尽くすために対話を行います。 

アカデミック・インテグリティのプロセスを管理するため、保護者/法定後見人は、以下を行うことが求められます。

  • 子供がコースワークを行ったり試験用紙に解答したりする際に、アカデミック・インテグリティの信条に倣い、これを理解すること。
  • 子供の学業上のアカデミック・インテグリティを確保するため、校内のポリシーおよび手順を理解すること。
  • アカデミック・オネスティおよび知的インテグリティの重要性について、子供に話すこと。
  • アカデミック・オネスティを監視する際に、学校に協力すること。
  • どのような行為が生徒の学問的不正行為にあたるか、およびその帰結を理解すること。
  • インクルーシブ教育の手配または不利な事情の考慮の要請を裏付ける真正かつ最新の証拠を提出すること。
  • 子供の成果物の作成に過度に協力しないこと。

 

引用および参考文献 

アオバの生徒は、ディプロマ・イヤーに至るまで(ディプロマ・イヤーも含め)、 参照スタイルを採用します。一部の科目は、他の参照スタイルが必要になる可能性もありますが、その場合は必要に応じて指導されます。全学年の生徒は、学年と成長に応じた参考文献の使い方を教わります。

全生徒は、自身の課題で使用した引用を参照し、適宜文献目録または脚注を加えます。学級担任と司書は、通常の授業時間内に引用方法を教えます。学習者が使用する方法は、学習者の発達段階に応じ調整されます。

リソース: 

 

アカデミック・インテグリティの維持

アオバの学校コミュニティは、アカデミック・インテグリティの原則と精神を学校全体に浸透させる責任を負っています。本校は、本校におけるアカデミック・インテグリティの管理と監視をサポートするツールおよび技術を使用します。これには、以下が含まれますが、これらに限定されません。

  • 完成前の下書きの状態で課題を提出させること。
  • 学習者の課題の認証を行い、学習者間や学校間での共謀および/または剽窃の可能性を検証するため、本校の学習管理システム(LMS)において剽窃チェッカーを使用すること。
  • 保護者および教師向けのアカデミック・インテグリティのワークショップ。
  • 全学習者が、アカデミック・インテグリティの発達に役立つ教育・学習戦略および機会に常に触れるようにすること。

 

学問的不正行為の発見

学校のコミュニティ・メンバーは全員、学問的不正行為に関わる疑わしい行為を報告する責任を負います。学問的不正行為が疑われる場合、学級担任および教育リーダーシップのメンバーで構成される調査委員会が開かれ、調査を実施します。この調査には以下のプロセスが含まれ、調査は記録されます。

  • 不正行為の証拠が正当なものか否かの確認。
  • 関係者(リーダー、教師、学習者、保護者)への聞き取り。
  • リーダーシップ・チームを招集し、証拠の検証を行う。
  • 今後の措置について、学園長に対し、理由が付され正当性が確認された勧告を行う。(IBコースワークでのアカデミック・インテグリティ違反が確認された場合、本校は当該成果物を提出せず、点数を「0点」とします。IBに成果物が提出済みである場合、プログラム・コーディネーターは、可及的速やかにIBに通知しなければなりません。IB試験において、学習者が試験規則に違反した場合、プログラム・コーディネーターは、24時間以内にIBに報告しなければなりません。当該生徒は、その場合も試験を継続し、通常通り採点に回されます。

学習者の権利

学業上の不正行為についての調査対象となっている学習者には、公正かつ透明性のある手続が提供され、当然、回答する権利も認められます。可能な場合、事実関係の調査は、学習者と協力して実施されます。学校は、予想される調査期間、調査手続により生じうる帰結、および調査結果発表後の代替方針を関係者全員に通知します。

 

結果

学習者が学問的不正行為に関与したことが認められた場合、事実確認のための内部調査が行われます。調査結果が出るまでの手順は、以下の通りです。

 

DP

  • 校長または学園長の確認のため、報告書が提出されます。
  • 校長または学園長は、問題の概要を記載した報告書を保護者に転送します。
  • 内部評価の場合、生徒は再提出して再評価を受けることができますが、IBコースワークの場合、当該課題については「0点」と記録されます。 
  • DP外部の評価を受け、モデレーションの対象となるディプロマ学習者向け課題(内部評価、外部評価、ToK、EEおよびライティング課題)に関して不正行為が行われた場合、DPコーディネーターは、IBOに当該不正行為を報告しなければなりません。これは、生徒の成果物が提出されないことを意味します。その結果、当該生徒にIBのディプロマは授与されません。IBペナルティ・マトリクスは、生徒の違反行為の詳細と、IBが適用するペナルティのレベルを示したものです。
  • 学習者がカウンセリングを受けた後も不正行為を繰り返す場合は、アオバの停学または退学処分につながる場合があります。

PYPおよびMYP

  • 事案の記録をSISに残す必要があります。
  • 学級担任またはケース・マネージャーが保護者に連絡し、事案の概要を伝えます。
  • 当該成果物は、成績評価の対象になりません。
  • 上記の帰結後に、学習者が不正行為を繰り返される場合は、PTCおよびさらなる行動計画が必要になります。 

 

学問的不正行為の通知

学習者が学問的不正行為を行った場合は、保護者およびIBOに書面で通知されます。学校は、IBOアカデミック・ポリシーに規定された規則に従います。

 

最終成績

IBO試験官により学問的不正行為が発見された場合、ディプロマの学習者の最終成績に関するその他の手順および手続について、本校は、IBOアカデミック・ポリシーに規定された規則に従います。

 

再考、異議申立ておよび仲裁

学習者および保護者には、IBO規則に基づき再考、異議申立ておよび仲裁の手続の対象となる学問的不正行為について、書面で通知が行われます。

 

学校職員不当行為

学校職員が不当行為を行ったことが明らかになった場合、当該職員は、本校の教職員労働規則に従って懲戒処分を受けます。

行動規範

はじめに

アオバジャパン・インターナショナルスクールの学園生活は「コミュニティ精神」に根ざしています。私たちは、グローバルな視座を持ち、思いやりがあり、協力的で、そして学ぶことに深い喜びを感じ、新しいことに挑戦し世の中を変えていくことができる生徒を育んでいくことを信条としています。そのために、私たちは5つのコア・バリュー(グローバルリーダーシップ、起業家精神とイノベーション、効果的なコミュニケーション、賢明なリスクテイク、効果的な問題解決)を育成しています。また、IB学習者像は、本校のコア・バリューおよびミッション・ステートメントに合致するものであるため、本校はIB学習者像も重視し、育成します。IB学習者像とは、信念を持つ人(Principled)、心を開く人(Open-minded)、思いやりのある人(Caring)、挑戦する人(Risk-takers)、バランスのとれた人(Balanced)、振り返りができる人(Reflective)、コミュニケーションができる人(Communicators)、探求する人(Inquirers)、知識のある人(Knowledgeable)、そして考える人(Thinkers)です。

 

目的

本規範は、本校コミュニティの全メンバーのポジティブな行動、自己規律および敬意を育み支援するという本校の目的を、生徒、保護者、教師および職員に対して概説することを目的としています。また、本規範は、全ての人に安全で、敬意と思いやりのある環境を維持するために、私たち全員が果たす役割を明確にします。

 

行動

アオバは、学校のあらゆる側面で、短所に着目するモデルではなく、長所に着目する観点から運営されています。つまり、アオバでは、各生徒にすでに備わっている長所を伸ばすことにより、生徒の成功を讃え、さらなる成功を促します。これを反映して、本行動規範では、行動を禁止行為の列挙として定義するのではなく、積極的な用語で定義しています。アオバでは、コミュニティのメンバー全員が互いに親切に、思いやりを持ち、そして敬意をもって他者に接することが求められます。これは、デジタルと物理的な学習環境の両方に適用されますが、アオバは、デジタル領域に適用されるものとして、ここで説明した基礎を発展させるために、別途利用規定を定めていますが、上記で求められる内容は、デジタル的な学習環境にも物理的な学習環境にも該当します。

 

修復的アプローチ

本校では、生徒が自らの不適切な行動から学ぶことを支援するため、主に修復的アプローチを採用しています。

学校全体の修復的アプローチは、人々が相互に理解し、関係を構築する余地を作ることによって、健全な学校環境を構築する。何か問題が生じた場合、修復的アプローチは、ニーズへの対応、関係の修復、そして回復ための余地を作る。修復的実践は、個人とコミュニティの幸福に対する共感と相互責任を育む社会参加の有意義な機会を提供する。修復的実践は、健全で協力的な環境を確保するために、コミュニティ内で意図的に信頼と理解を構築する。問題が生じた場合、修復的実践は、影響を受けた人を関与させ、個人とコミュニティが被害とニーズを効果的に特定し、理解し、これに対処できる余地を作り出す。また、こうすることによって癒しが促進される。

Kidde, J. (2017) Whole-School Restorative Approach Resource Guide: An orientation to a whole-school restorative approach and guide toward more in-depth resources and current research. Agency of Education, Vermont, USA.

 

ポジティブな行動目標を達成するための方策

ポジティブな行動を達成するために、生徒、保護者、教師および職員には、以下が求められます。 

  1. 行動に関する期待や取決めを明確にすること。
  2. 効果的な模範となり、自らの行動の中で学習者像を実践すること。
  3. 行動規範を遵守し、実施するために一貫したアプローチを取ること。
  4. 不適切な行動があった場合は、効果的に介入すること。
  5. 思いやりと一貫性をもって行動に関する問題に対処すること。
  6. 家庭、ホームルーム、および授業において、定期的に行動に関する話し合いを設け、これに参加すること。
  7. 学校、生徒および保護者間で、生涯学習者を育てるための連携を図る。
  8. 行動に関する問題や懸念を関係者に報告する。
  9. Veracrossの「行動に関するコメント」(+Add Behavior(行動の追加))に問題を記録する。

 

共有された規律のルーチン:軽度の不品行および妨害行為

軽度の不品行には、クラスの中で教師が対処します。もし中程度の妨害行為または敬意を欠く行為があった場合は、4段階のアプローチを取ります。

  1. 1回目:その問題について話し合い、理由と、ネガティブな行動を続けた場合に生じうる結果を明確にします。
    1. 学年コア・チームのメンバーに報告し、毎週のチーム・ミーティングで話し合う。
  2. 2回目:2回目の警告を与える。理由を明確にし、否定的な行動を続けた場合の最初の結果を適用しながら、再度伝える。コア・チームに報告し、コミュニケーション・プラットフォーム(現在はVeracrossの「行動に関するコメント」)に、この行為が2度目の事例である旨を明確に記載し、記録します。
  3. 3回目:事案をコア・チームに報告し、教師と生徒(報告者である教師、コア・チームのメンバーおよび生徒)の面談を設定します。この面談は、当該問題について話し合い、正式な行動管理計画を立てることを目的とします。
    1. 当該事案と計画をVeracrossの「行動に関するコメント」に記録し、関係する教師全員および保護者に通知します。
  4. 4回目:事案をコア・チームに報告します。コア・チームは指導部に通知し、保護者、コア・チームのメンバー、生徒、指導部のメンバーで個人面談を設定し、最初の行動管理計画を見直し、修正する。

 

共通の規律ルーチン:重大な不品行および妨害行為

重大な不品行および妨害行為は、学校コミュニティの中で教師が対処します。不品行や妨害行為の「中程度」と「重大」の違いは、社会的規範および学校コミュニティで共有されている特定の期待の観点から理解されます。重大性の度合いは、教師、コア・チームのメンバーおよび/または教育リーダーシップ・チームが専門的に判断する事項です。

深刻な問題(例:自傷行為や違法行為)に対処する場合、教師は、以下の手順に基づいて対応することが求められます。

  1. 学校内の大人は、ただちに学校の指導部に報告する。
  2. 指導部は、キャンパス長に報告し、内部調査を行う。
  3. 調査結果を分析する。
  4. 調査結果の分析に基づき、学園長またはキャンパス長が決定(※)し、保護者に連絡する。
  5. 保護者に通知し、調査結果および決定事項を保護者と共有するために個人面談を実施する。

(※)事案の性質によっては、保護者が意思決定手続に参加する場合もあります。

 

重大な不品行・妨害行為に対する処置:短期の停学

短期停学とは、最大5日間にわたり、生徒がクラス/学校から退去させられることを意味します。通常、自宅ではなく学校で行われます。これを行う権限は、学園長またはキャンパス長にあります。停学処分は、学校、生徒、家族が、問題を見つめ、振り返り、同じ行動を二度と起こさないように協力する機会を与えるものです。生徒が校則違反や不品行を行ったという理由だけで、停学処分になることはありません。

 

停学処分は、以下のような場合に行われます。

  1. 継続的な不服従(定期的または故意に規則を無視したり、言われたことを拒否したりすること)で、他の生徒および/または学校関係者に対して有害または危険な場合。
  2. 他の生徒および/または学校関係者に有害または危険な、重大な不正行為(重大な不行跡)。
  3. 審議や調査が行われている間、生徒自身や他者の安全のために、当該生徒をクラス/学校から一時的に退去させる必要がある場合。

 

停学処分が実施された場合、キャンパス長は保護者に連絡し、その後、停学処分に関する正式な書面/電子メールを送付します。保護者は、キャンパス長との面談を求めることができ、また、キャンパス長も保護者との面談を求めることができます。面談には生徒も同席することもでき、また、家族は支援者を同席させることもできます。停学処分は、キャンパス長の決定日の翌日から適用されます。場合によっては、生徒を直ちに帰宅させる場合もありますが、正式な停学処分は翌日から開始されます。生徒はキャンパス長の書面に記載された日にクラス/学校に戻ることができますが、停学期間中も、クラス/学校に行き、ガイダンスやカウンセリングを受けなければならない場合もあります。キャンパス長により、停学期間の満了前に停学処分が解除、短縮または撤回される場合があります。

 

重大な不正行為・妨害行為に対する処置:停学期間の延長

停学期間の延長は、学園長またはキャンパス長が、5日を超える期間にわたり生徒を学校から正式に退去させることを意味します。停学処分の延長により、調査や審議が行われます。この調査・審議の結果、退学になる場合もあります。学園長は、無条件もしくは条件付きで停学を解除し、または条件付きで停学を延長する決定を行う場合があります。短期停学と同様、キャンパス長は、停学について、以下のいずれかの正当理由が存在するか否かを決定しなければなりません。

  1. 他の生徒に有害または危険な、継続的な不服従(定期的または意図的に規則を無視したり、言われたことに従うのを拒否したりすること)。
  2. 他の生徒および/または学校関係者に有害または危険な、重大な不正行為(重大な不品行)。
  3. 生徒を停学にしなければ、深刻な被害が生じる可能性がある行動。

 

キャンパス長は、両親および/または保護者が提供できる情報を考慮することができますが、短期または長期の停学処分の前に、両親および/または保護者を関与させる必要はありません。学園長またはキャンパス長は、生徒を停学処分にすることを決定した旨、およびその理由をただちに保護者に通知します。保護者には、停学処分、停学処分に関する面談についての情報、およびこの面談への参加方法のオプションについて、正式な書面/電子メールが送られます。この面談において、学園長またはキャンパス長は、以下を行うことができます。

  1. 無条件で停学処分を解除する。
  2. 条件付きで停学処分を解除する。この場合、生徒は、フルタイムで学校に戻ることができるが、継続的かつ合理的な条件を遵守する必要がある。
  3. 停学処分の延長。この場合、生徒は、登校することができず、合理的条件を遵守しなければならない。
  4. 生徒を退学処分にする。

 

重大な不品行・妨害行為の結果:退学処分

学園長およびキャンパス長は、生徒が求められる行動条件を遵守することができない場合、当該生徒を退学にする権限を有します。退学処分の決定は、以下に基づいて行われます。

  1. 生徒の行動に関する学校の調査結果。
  2. 生徒が行動に関する学校の基準を遵守していない場合。
  3. 生徒が学校が定める条件を十分に満たしていない場合。

生徒が退学処分となった場合、家族は、学期の残りの期間分の返金を受けることはできません。

 

不服申立ての権利

生徒および/または家族は、退学処分について、アオバジャパン・インターナショナルスクールの理事会に不服を申し立てる権利を有します。不服申立ての申立書は、アオバジャパン・インターナショナルスクールの理事長に送付されなければなりません。

サポートポリシー

はじめに

本ポリシーは、コミュニケーション、カリキュラム、環境または健全性の領域における学習上の障壁を取り除くことによる生徒のサポートに関して、教育と学習の実践に指針を与えるものです。本ポリシーは、インクルーシブな学習環境の中で生徒の学習を支援するための基本的なプロセス、手続、提供モデルおよびサービス・モデルを説明します。

 

理念

本校のミッションに則し、本校では、学び、学習者として成長し、リスクを取り、世界に変化をもたらす意欲を持ったグローバル・マインドを備えた人材を育てることを目標としています。学校として、私たちは、生徒が様々なペースで、様々な方法で学んでいることを理解しています。アオバのサポート・スタッフは、本校が運営している4つのプログラム(PYP、MYP、DPおよびGLD)において、十分にインクルーシブな教育を提供するため、全教職員と連携しています。私たちは、本校で受け入れる学習者全員が学びのユニバーサル・デザインおよび効果の高い教育戦略を通じてサポートを受け、生徒チーム内での学習に十分にアクセスし参加することができるよう、教育およびウェルビーイングに関する全学習者のニーズに対応します。インクルージョンは、本校の校風と日々の実践に組み込まれています。

 

目標

  1. アオバのインクルーシブな学習文化を確保する
  2. 学習上の障壁を特定し、軽減することで、アクセスおよび参加を強化する
  3. 全生徒のためにプロセス、手続、提供モデルおよびサービス・モデルを常に発展させ、改善する。

 

サポートの種類

カリキュラム・サポート: カリキュラム、評価方法、指導スタイルおよび物理的環境を調整することによって、学習上の障壁を特定し、軽減します。専門スタッフが職員と協力して、学習上、有意義な配慮や修正を行います。

 

コミュニケーション・サポート: 英語のリーディング、ライティング、リスニングおよびスピーキングの際の生徒のコミュニケーションの障壁を特定し、軽減します。専門スタッフが、メインのクラス内で、IBの理念と教育法に合致する言語習得プログラムを共同指導します。

 

環境サポート: カリキュラムにアクセスするために物理的な配慮や修正が必要な生徒のために、物理的障壁を特定し、軽減します。

 

ウェルビーイング・サポート: 状況に適した行動や、社会的スキルおよび情緒的スキルの発展途上にある生徒の障壁を特定し、軽減します。

 

ホリスティック・サポートの連続性

アオバでは、様々な背景やニーズのある生徒を含む全生徒のサポートについて、ホリスティック・アプローチを用いています。本校のホリスティック・アプローチは、全関係者(リーダー、教師、スクール・カウンセラー、生徒、保護者およびコミュニティのメンバーを含みますが、これらに限定されません。)が連携して実施されます。このインクルーシブなアプローチは、サポートが主に学習の現場で提供されること、また提供されるサポートは、チーム学習の流れのなかで有効な戦略が連続しているものであることを意味します。

 

サポートは、カリキュラム・プログラム(PYP、MYP、DPまたはGLD)の原則および生徒が所属する学年の教室でのルーティンを考慮して行われます。学級担任と共同指導を行う教師は、クラスから学習上の障壁を取り除き、全生徒がクラスのコンテンツにユニバーサルにアクセスできるようにするために連携します。授業および評価の共同計画および共同実施は、生徒の成果とプログラムの有効性を検討する学校の振り返りのサイクルの一環として、定期的に見直しが行われます。生徒の進歩については、年度初めと各学期末に生徒と家族に対して報告されます。

 

チームは、教師が生徒全員が参加可能な授業を計画するのをサポートします。これは、学習上の障壁を特定し、クラスからこの障壁を取り除くことで行われます。クラスがユニバーサル・デザインで、そのクラスのコミュニティに属する全員にアクセスしやすいものにするためには、十分なコミュニケーションと計画が不可欠です。

 

継続的なホリスティック・サポートのサイクル

アオバへの入学時にサポートのニーズを把握する

アオバでは、IBが定める合理的配慮を行うことによりカリキュラムにアクセスすることが可能なお子様であれば、どなたでも受け入れています。これには、言語能力およびその他のサポートが必要になる場合も含まれます。サポート・チーム、アドミッション・ディレクター、および担当コーディネーターで構成されるパネルが、出願時に提出された書類および報告書を審査します。パネルは、評価を行い、適切なクラス配置の勧告を行います。高校の場合、G10の生徒がG11およびG12に進学するには、3つのルートがあります。

 

アオバのハイスクール・ディプロマ: G11およびG12の基本要件を満たした学習者は全員、本校が提供する他のプログラムに関係なく、ハイスクール・ディプロマを取得することができます。

 

アオバのグローバル・リーダーシップ・ディプロマ: リーダーシップ・コーチ、アドバイザーおよび教師によるサポートが提供されます。サポート・チームは、学習上の障壁が確認された場合に、サポートを提供するために関与します。

 

IBディプロマ:IBディプロマ・プログラムは、特別な教育的ニーズの有無にかかわらず、幅広い生徒が履修することができます。IBにより、正式に認められたニーズを抱えた学習者には、特別な教育上のニーズおよびその適切な配慮が認められています。正式な外部評価中の配慮や合理的調整を可能にするには、IBの規則に従い、こうしたニーズを認定し、登録する必要があります。校内では、アドバイザーおよび教師が生徒をサポートします。サポート・チームは、学習上の障壁が確認された場合に、サポートを提供するために関与します。

 

アオバにすでに在学している場合におけるサポートのニーズの特定

入学時のサポート・プログラムへの参加に加え、アオバにすでに在学している生徒についても、言語能力やその他のサポートのニーズに基づきサポート・プログラムへの参加を検討することが可能です。生徒にはそれぞれ個性があり、それぞれのニーズも異なるため、条件を列挙したリストは存在しませんが、プログラムへの参加は、以下の一般的プロセスに従って行われます。

  1. 教師、保護者または生徒本人が、生徒が困難に直面していることに気づく。
  2. この懸念を教師に指摘する。
  3. 教師は、コーディネーターやサポート・チームと相談しながら、確認された生徒のニーズに応じてサポートを実施する。

 

サポート・プログラムの終了プロセス

サポート・プログラムは、教師がサポート・チームおよびコーディネーターと共に行う、生徒のニーズに関する様々な内部評価の徹底的な審査に基づいて終了します。このプロセスを開始する場合、教師とサポート・チームは、生徒の成果および評価が、事前に定められたベンチマークを満たしていることをリーダーに報告します。教室における生徒の自立の度合いは、生徒が有意義に授業に参加し、教室での成功を実感できるよう、カリキュラムの履修に十分な程度である必要があります。生徒を担当する各教師は、自身が担当する全クラスにおける生徒の進歩についてのフィードバックを求められます。教師およびサポート・チームは、全ての意見を正式に文書化し、カリキュラムのコーディネーターおよび保護者にこれを伝えます。終了プロセスは、このプロセスへの全関係者の関与を確保するため、生徒およびその家族のためのPTCをもって終結します。このプロセスは、Veracrossに記載され、記録されます。

 

用語集

 

共同指導(Co-teaching)

共同指導とは、1つの教室で教師がペアを組み、計画、指導および生徒の評価を分担することを意味します。共同指導では、教師はクラスに対して同等の義務と責任を負うものとみなされます。共同指導は、よりインクルーシブなクラスを作るための取組みの一環として、一般教育と特別教育の教師がペアを組んで行うことが一般的です。

 

学びのユニバーサル・デザイン(Universal Design for Learning(UDL))

UDLは、万人のために教育と学習を改善し最適化するための、根拠に基づくフレームワークです。以下が、UDLの3つの柱です。

  • 取組み:目的意識のある意欲的な学習者の興味を喚起する 
  • 提示:知識な豊富な学習者のために、情報やコンテンツを様々な方法で提示する。
  • 行動と表出:戦略的な目標志向の学習者のために、生徒が自身の知識を表現する方法を差別化する。 


教育上(学習上)の障壁(Educational (learning) Barriers)

学習上の障壁とは 、生徒の効果的な学習の障壁となる一切の事柄を意味します。学習者は、モチベーション、社会的および文化的経験、現実的および個人的問題、学習障害、情緒的ニーズ等の要因により、教育期間中に1つまたは複数の障壁を経験する可能性があります。

 

インクルーシブ教育(Inclusive Education)

インクルーシブ教育は、教育上の配慮や修正、個々のニーズに合わせた教育戦略によるサポートを受けながら、生徒が年齢の近い同級生たちと共に学習にアクセスし、完全に参加することができる場合に達成されます。

 

修正(Modifications)

修正とは、生徒に教育する内容、または生徒に期待される学習内容を変更することを意味します。重度の学習障害を抱えている生徒は、同級生と一緒にカリキュラムにアクセスできるようにするために学習内容を変更する必要があります。生徒が必要とする分野について明確な指導を受けることができるよう、各生徒の学習目標は、データに基づいて作成されます。カリキュラムの修正を要する生徒は、インクルーシブな共同指導アプローチによる支援を受けます。このアプローチでは、英語や数学といった主要クラスにおいて、サポート教師と通常教師が共同で計画を立て、共同で指導し、共同で評価を行います。

 

合理的配慮(Reasonable Accommodations)

合理的配慮とは、生徒が教材を学ぶ方法を変更することを意味します。合理的配慮は、生徒が同級生と同じ教材を学び、同じ学習目標を達成することを支援します。例えば、生徒の学習上の障壁が集中力不足である場合、教師は、試験に対して、時間の延長、気が散りにくい環境、試験のレイアウトの拡大、休憩の許可といった合理的な配慮を行うことができます。

 

心理教育評価実施クリニック一覧

National Health Center for child Health and Development (成育医療研究センター) (要紹介状)

Child and Adolescent Mental Health Outpatient (児童・思春期メンタルヘルス診療科

〒157-8535  世田谷区大蔵2-10-1

 

Kawakita Hospital

小児科発達外来 (小児科発達外来・要紹介状・事前問診票あり)

166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1-7-3

 

Juntendo University Nerima Hospital

小児発達外来

〒177-0033 東京都練馬区高野台3-1-10

 

Child Mental Clinic Shiba

電話: 03-5765-6980

〒105-0014  東京都港区芝3-15-13 YODAビル 3F

 

Aoyama Child Developmental and Mental Clinic

電話:03-3478-1406

東京都港区南青山2-2-15-1402

 

Fujisawa Children’s clinic

電話:050-5840-4890

東京都練馬区豊玉北6-6-6

 

Child Development Support Center 地域こども発達支援センター

住所:〒179-0072 東京都練馬区光が丘3-1-1

電話:03-3975-6251

練馬区民限定

お近くのこども発達支援センターをお探しください。

 

Support Center for People with Developmental Disorder 発達障がい支援センター

センター所在地は横浜と新宿です。

各種評価テストや技能訓練などを行います。医学的診断は行いません。費用:1セッションにつき9800円。

オンラインで予約してください。初回は無料です。 

 

東京英語いのちの電話

〒107-0062東京都港区南青山6-10-11 ウェスレーセンター2F

 

Marielle Gorissen PhD(英語およびフランス語で評価します。スペイン語も話せます。)

Neuropsychtokyo@gmail.com

www.tokyoneuropsychologist.org

 

図書館の方針

この文書の目的は、図書館に関わるプロセス、延滞した図書館の本に関する生徒や保護者とのコミュニケーションや手順、紛失とみなされた図書館の本の交換のための請求書の作成などを定義することであり、アオバの家族への配慮と、アオバのコミュニティ全体に対する図書館の責任を考慮し、専門的な注意を払って作成されています。

アオバ・ライブラリー・コンソーシアムのウェブページ

 

図書の返却

光ヶ丘キャンパスでは、東口または西口にある「返却ボックス」に直接返却してください。文京キャンパスの生徒は、自分でバーコードの読み取りを行なって返却処理をしてください。

 

返却期限切れの本

現在、図書館の本は、生徒の年齢によって様々な間隔で発行されています。

 

幼稚園~G03:1週間(1週間の猶予期間あり)

G04-G06:2週間(1週間の猶予期間あり)

G07~G09: 3週間(1週間の猶予期間あり)

G10-G12:4週間(1週間の猶予期間あり)

 

電子書籍は自動的に返却されますが、物理的な書籍は猶予期間内に返却されない場合、延滞とみなされます。毎月、図書館のオンラインシステム「Follett Destiny」から、アオバのメールアカウントを持つ年齢の学生とその家族に、返却期限を過ぎた図書の「返却期限切れ通知」が送られ、学生の返却をサポートします。延滞した本がある生徒には図書の貸し出しはできません。

 

紛失図書の交換について

延滞についてのお知らせが届いてから1ヶ月後に、書籍は紛失したとみなされます。月末に司書が前月分の「資料の紛失通知」を作成し、学校の学生情報システム(現在はVeracross)経由で保護者にメールを送ります。「資料の紛失通知」には、紛失した本一冊につき5000円の請求書が添付されます。この料金には、図書の交換とそれに伴う事務処理費用が含まれています。

インターンシップポリシー

概要

本校は、外部コミュニティと協力して、学ぶこと、リスクを取ること、そして世界に変化をもたらすことへの意欲を持った、国際的マインドと思いやりのある協調的な生徒を継続的に育成することに専念しています。インターンシップは、生徒が実社会での経験を積み、自身の知識を応用する機会を得るのに役立ちます。

本校のコア・バリューは、本校のコミュニティー・メンバー全員に、こうなってほしいと思う姿を具現化したものです。グローバル・リーダー、賢明なリスクテイカー、起業家および革新者、効果的コミュニケーター、および問題を効果的に解決できる人。これらのコア・バリューを育むため、本校は、幼稚部からG12までの盤石な探究プログラムに加え、生徒が教室で得た知識を実社会で応用する機会を与えるために外部組織と提携することを目指しています。また、この経験が契機となり、生徒が自身の関心分野に気づき、高校や大学への進学に際して最適な進路を選択できるようになることを期待しています。

 

目的

本ポリシーは、生徒に提供される全てのインターンシップが、以下を満たすようにすることを目的としています。 

  1. 生徒の関心分野に関連する現実の職業体験させること。
  2. 外部組織と協力して、生徒が自身のキャリア・オポチュニティを評価することを助けること。
  3. 学習目標や本校のビジョンに即した、有意義なタスクやプロジェクトを確保すること。
  4. インターン生と組織の双方に利益があるよう徹底すること。

 

インターンシップに関与する人の役割と責任

インターン生/学生チーム

  1. リスニング力、コミュニケーション力、対人関係スキル、顧客・上司・同僚の管理といった、職場環境を適応するのに必要な能力を習得し、業務遂行に貢献する。
  2. タスクの完遂または問題の解決につながる技術的スキル、マネジメント関連スキル、リサーチ能力およびデータ分析能力を習得する。
  3. インターン生、現場監督者および学校側監督者が相互に協議し、決定した活動を遂行する。
  4. 異常事態が生じた場合は、学校側監督者に報告する。

 

現場監督者/受入組織

  1. インターン生の学習目標および学校のビジョンに即した有意義なタスクや職務を割り当てる。
  2. 期待される事柄、今後のタスク、質疑、現在のタスクの進捗確認を行うため、インターン生/チームとのミーティングを予定する。
  3. インターン生/チームを評価し、長所や改善点に関する定期的なフィードバックと継続的な成長の機会を提供する。
  4. インターン生がビジネス・ミーティングに出席・参加する経験を得られるよう、可能な場合には関連するミーティングにインターン生を参加させる。

 

学校側監督者

  1. インターンシップが、生徒にとって有意義な学習機会になるようにする。
  2. インターンの事前研修を行い、また当該ポジションに必要な全てのリソースを提供する。
  3. 生徒と学習目標および学習成果を作成し、文書化する。
  4. インターン生を監視し、インターン生が責任感を持って取り組んでいること、タスクを完遂していること、安全であることを確認する。
  5. 生徒の進捗を評価し、頻繁にフィードバックを行う。
  6. 現場監督者と建設的なコミュニケーションを取り、変更や問題が生じた場合には、適時に適切な方法で取り継ぐ。

 

インターンシップ・プログラム

スキル

  1. 生徒は、インターンシップを開始する前に、職場環境を適応し、業務遂行に貢献するために必須の能力(例:リスニング力、コミュニケーション力、対人関係スキル、顧客・上司・同僚の管理)を習得します。
  2. 生徒は、タスクの完遂または問題の解決をもたらす技術的スキル、マネジメント関連スキル、リサーチ能力およびデータ分析能力を習得するための研修を受けます。
  3. 生徒は、インターンシップにおいて、アオバの探求学習サイクルおよびコア・アセスメント・スキルを応用して社会人とコミュニケーションを取ったり、協力したりします。また、生徒は、タスクを完遂し、または問題を解決するために批判的・創造的思考力を用います。

手順

  1. 生徒は、インターンシップを開始する前に、アドバイザーおよび現場監督者と学習目的および学習目標を特定し、これについて話し合います。
  2. インターンシップは、事前に計画され、事前に承認された、監督下での体験となります。
  3. G11/12のインターンシップについて生徒は、年度を通じて任意の時点でインターンシップを開始することができ、対面またはオンラインで現場監督者と実施 することができます。面談は、双方に都合の良い日時を事前に決めて行われます。インターンシップの期間および頻度は、現場監督者/組織と学校側監督者との間の合意や、インターン生の学年によって異なる場合があります。
  4. インターンシップ期間中、生徒には金銭的報酬は支払われません。
  5. 生徒の進捗状況を監視するため、現場監督者/組織と学校側監督者との間で、頻繁にコミュニケーションが行われます。
  6. インターンシップ終了時の評価は、生徒、現場監督者/組織および学校側監督者の間で行われます。
  7. 生徒は、インターンシップで学んだ能力や知識を実践・応用し、学習成果を実証します。生徒は、学習成果物を用いたプレゼンテーションを行い、また、自己評価、生徒間の評価およびチーム評価を受けます。

 合意書 

A-JIS Internship Agreement

緊急事態とリスク管理方針 

イントロダクション

他のインターナショナルスクールと同様に、アオバは様々な文化的背景の中で運営されており、内部および外部への説明責任と、生徒の安全と心身の健康に関連するリスク制御戦略を規制するメカニズムのバランスが必要です。アオバは、すべての学生の安全を確保するために、地域および国の政府機関と緊密に連携しています。アオバは、政府の規制では十分にカバーできない分野において、国際基準に基づいたリスク管理プロトコルを展開し、適用しています。

アオバは、子どもの安全と心身の健康に対処するために、積極的・反応的な制御戦略アプローチを採用しています。想定されるリスクの計画段階で、積極的な制御戦略を策定することで、アオバのスタッフは非常時に備えることができます。私たちの積極的な制御戦略は、学校全体で日常的に検討され、実践されています。反応戦略とは、危険な状況が発生したときに、大人の洞察力と常識に頼って行動を起こすものです。反応制御戦略は、学校コミュニティのすべての大人が、生徒の安全と心身の健康に対する直接的なリスクがある状況において、直ちに行動を起こすことを要求しています。

 本方針では、以下に示す4つのカテゴリーに関連するリスクを評価するための指針を提供しています。さらに、この方針では、リスク管理のプロトコルと手順を説明し、どのような状況下でも学生の安全と心身の健康が守られるよう、すべてのスタッフが注意義務を負うことを期待しています。 以下の4つのカテゴリーごとの具体的な行動は、各キャンパスのアオバの教職員のためのガイドブックに記載されています。

 

本校では、生徒と学校コミュニティのメンバーの健康と安全に影響を与える可能性のある4つのリスク管理カテゴリーを特定しました。カテゴリーとは、C1:学校イベント、C2:自然災害、C3:侵入者、そしてC4:緊急事態です。

 

行動指針

4つのリスク管理カテゴリー内の管理戦略は、以下に概説する指導原則に従って評価されます。

  1. 計画プロトコルは、さまざまな視点から検討するために、共同で実施されます。
  2. アオバのスタッフチームは、リスクを軽減するために、リスクアセスメントの管理プロトコルを適用します。
  3. 4つのカテゴリーのいずれかに参加するすべてのスタッフには、注意義務の役割があり、場面の前、中、後に積極的にリスク管理を行わなければなりません。
  4. リスクアセスメント管理プロトコルは、国際標準化機構のISO31000に準拠しています。2018年 リスク管理-原則と指針

 

注意義務

アオバでは、子どもの安全と心身の健康を脅かす可能性のある状況において、保護者と同じように知恵と常識をもって行動するというスタッフの責任を「注意義務」と呼んでいます。注意義務を果たすためには、起こりうるリスクを予測し、予見可能なリスクを軽減するための積極的なステップや行動を計画することから始まります。 

以下のフローチャートは、4つのリスク管理のカテゴリーに関連するリスク管理への積極的な行動の方法を示しています。

アオバのリスク管理フローチャート 

(真ん中列、上から)

状況の把握
リスクアセスメント
リスクの特定
リスク分析
リスク評価
リスクへの対処
(左)コミュニケーション&コンサルテーション
(右)モニター&見直し

図は以下から引用https://www.iso.org/obp/ui/#iso:std:iso:31000:ed-2:v1:en and Krzemień, A. et.al,.(2016年)。Doi:139. 10.1016/j.jclepro.2016.08.149.

 

学校指導者の責任

学長および校長:

  1. リスク管理計画および管理戦略の説明責任者である
  2. アオバの全スタッフに注意義務の責任を報告を行う
  3. リスク管理のプロトコルを適用するスタッフチームを指定する
  4. リスク管理計画および管理戦略の年1回の見直しを確実に実施する
  5. リスク管理計画が規制および管理プロトコルに適合している場合、それを承認する
  6. 見直しに基づいて、文書内のリスク管理の制御戦略を変更する
  7. スタッフがリスク管理戦略を遵守しているかどうかを監視する
  8. コンプライアンス違反があった場合には、アオバの取締役会に報告する
  9. 必要に応じて、地域の安全衛生当局と連携する
  10. 必要に応じて懲戒処分を行う

 

スタッフの責任

全てのスタッフ:

  1. 生徒と接する際の「注意義務」と「責任」に精通する
  2. リスク管理計画のプロトコルと承認要件を理解する
  3. 必要に応じて企画書の作成に参加する
  4. 同僚やスクールリーダーとともに、リスクアセスメントのプロトコルに参加する
  5. リスク管理プロトコルに記載された制御戦略を適用する 

 

リスク管理プロトコル 

コンテキストの確立

  1. 新規イベントのリスクアセスメントを行うチームを設置する
  2. 活動の範囲を検討し、以下の質問を検討する
  • なぜこのリスク管理プランが必要なのか?
  • リスク管理の目的は何か?
  • このリスク管理プランは誰に影響を与えるのか?
  • スタッフや学校コミュニティのメンバーの役割と責任は何か?

  3. 協力してすべての関連文書を読み、検討し、完成させる

 

リスクの特定

  1. チーム内でブレインストーミングを行い、活動に伴う健康・安全上のリスクの可能性を文書化する
  2. 活動またはイベントの管理戦略について、リスクアセスメント登録を確認する
  3. 活動やイベントが登録されている場合は、その関連性や有効性を確認す
  4. 新しい制御戦略の設定が必要な場合:
  • すべての潜在的なリスクをリスト化する
  • そのリスクを最小化するための既存の学校方針、手順、慣行を特定する。すなわち、各リスクに対する既存の管理戦略を列挙し、その有効性を検討する

 

リスク分析

アオバの結果基準を用いて、チームはリスク登録文書で特定された事象や活動の結果、頻度、リスク評価を見極めます。

アオバのリスク登録 

リスク評価

  1. リスクが「極度」または「高」の場合は、直ちに手続きの中止を検討する必要がある。
  2. 「中」のリスクは可能な限り低くなるように取り扱われ、頻繁に見直されるべきである。リスクを低減するための恒久的な措置を検討すべきである。
  3. 「低」リスクは許容できるが、定期的に見直す必要がある。

 

アオバ・リスク結果クライテリア

 

頻度と詳細のクライテリア

アオバリスク評価マトリックス 

 

アオバ・アカウンタビリティマトリックス

 

リスク制御戦略の再確認

  1. チームは、改善のために今あるの制御戦略を再評価。リスク制御戦略には下記が含まれる:
  • リスク回避
  • リスクの原因を取り除く
  • リスクの起こりやすさを変える
  • リスクを他の人と共有する(外部委託や保険など)
  • インフォームド・ディシジョンによるリスクの低減

  2. 更なる制御戦略が必要となるリスクには以下を含む:

  • 何が行われるのか?
  • 誰の責任なのか?
  • いつ行われるのか?

 

モニター&見直し

学校長:

  1. リスクと制御戦略が継続的に監視され、見直されていることを確認する
  2. アオバのリスク管理プロトコルを適用した、新しい制御戦略の展開を監視する
  3. 新規および既存のリスク管理制御戦略の策定を検討する。
  4. リスク登録文書がリスク管理プロトコルに準拠しているかどうかを監視・検討し、承認を得る

 

コミュニケーション&コンサルテーション

学長および校長:

  1. スクールリーダーを指名し、リスク管理プロトコルを全スタッフに伝え、重要な変更点を全スタッフが認識していることを確認するよう指示する
  2. リスク管理プロトコルの遵守に基づき、イベントや活動の最終的な承認を行う 
  3. リスク管理プロトコルの不履行について、アオバの取締役会に報告する 
  4. 必要に応じて外部の規制当局と協議する

 

採択: 2014年 改訂:2021年

ガバナンス及びステークホルダー関連情報に関する方針

序文

本方針は、日本の法令に基づき、一般利用者及び学園関係者に向けたアオバジャパン・インターナショナルスクール(以下、AJIS)のガバナンスに関する情報提供と情報公開について記載しております。本方針は当校のウェブサイトに掲載されています。

本方針は、次の 2つの章で構成されています。

第1章: 第1章では、良好なガバナンスについての定義と学園の所有構造について概説し、理事会構成役員と学園指導者の役割と責任を含むガバナンス構造について説明します。また、アオバジャパン・インターナショナルスクールにおいて、効果的で協力的かつ持続的な学園の管理運営体制を確立した理事会と学園指導者との関係性について公開します。学園の戦略的運営計画、監査体制、財務に関する追加的な情報については、毎年6月末に出版される学園のデジタル版年次報告書に含めて公開されます。

第2章: 本章では、本方針に関連した情報が記載されている付録資料を示しています。各付録資料では、本方針の特定の内容に関連する情報を提供します。これらの情報は参照を希望する者の要請に応じて提供されます。

 

第1章: アオバの理事会のガバナンスと所有構造

 

ガバナンスの定義

アオバジャパン・インターナショナルスクールは、効果的なガバナンスの中心的な機能は、適切かつ明確な組織の方向性、継続性、持続可能性を維持することによって、学園がその建学の精神に沿っていることを保証することであると考えています。このように、アオバのガバナンスは、学園全体が建学の精神と学園目標の範囲内で機能することを保証するために必要な精神的支柱と財政的持続可能性を提供します。

 

学園の 所有構造

アオバジャパン・インターナショナルスクールは、株式会社 ビジネス・ブレークスルー(以下、「BBT」)の連結子会社であるアオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ株式会社の擁する教育機関の1つです。なお、BBTは東京証券取引所の上場企業(コード番号 2464 東証第一部)であります。BBT のガバナンスは日本の会社法及び四半期ごとの決算発表を通じた情報の公開が求められる東京証券取引所の規制により規定されています。 

 

理事会構成役員

アオバの理事会は、企業の上級社員と外部組織の代表者1名で構成されています。理事長はBBTの取締役及びBBTのCOO(最高執行責任者)です。学園のキャンパス運営者は、投票権のないアオバの理事会の構成役員です。キャンパス管理者は、日本の法律に従って、機密事項を除き、理事会における議論に参加することができます。 

 

理事会の会合

アオバの理事会は毎月会合を開き、以下の事項について報告を行います。

  • 学校のグループとグループ内の各キャンパスの財政状態
  • 予算要件の満たし、グループの目標と個々の学校の指導目標との一致に関する各キャンパスの運営状況
  • 長期的な持続可能性と発展のための将来の戦略

 

理事会の責任 

理事会の責任は以下の通りです。

  • 理事会の規則を遵守する
  • 戦略の方向性策定に協力する
  • 戦略の方向性を承認する
  • 年間予算を承認する
  • 目標の進捗状況と学校の財政状態を監視する
  • 関連する全ての日本の法令を遵守していることを確認する
  • 職員の不満や職員として不適切な行動などを含む深刻な人事問題を管理する
  • 学校の機能を充分に確保するため、財務的及び法的リソースを含んだ経営資源を提供する
  • 学校が協力し合ってスクール・コミュニティを形成し、学生の幸福に焦点を当てた安全で安心な環境が保たれるようにするために、学校の施策を監視する
  • 決定された学校の運営方針を全て承認する

 

アオバスクール管理機関の役割と責任 

アオバスクール管理機関は一般的な学校組織のガバナンス構造を踏襲しています。この管理機関は、運営委員会とプログラムコーディネーターで構成されています。

 

運営委員会

運営委員会は、学校内のあらゆる分野における上級職員で構成されています。

 

グループ学園長

グループ学園長は、施設管理、児童の安全、財政状況、カリキュラム提供、人材調達、日本の法律の遵守、スクール・コミュニティの維持、校内風紀の維持のみならず学校に関する機能全般の管理を担当しています。グループ学園長は毎月理事会に状況報告を行います。これらの報告は、学校における施策の進捗状況と、学校の使命を果たすために必要な学校としての機能に影響を与える可能性がある重要な課題についての情報を更新します。また、グループ学園長は、職員と学生の福祉に対する全ての責任を負っています。

 

キャンパス運営者 

キャンパス運営者は、光が丘キャンパスのキャンパス運営、財政、教育上の課題への対応全般に関する最終的な責任を負っています。キャンパス運営者は、プログラムコーディネーター、ビジネスマネージャー、幼児教育課ディレクター、ICT課ディレクターと協力してこれを達成します。また、キャンパス長は、全てのプログラムコーディネーターと教員を監督し、毎月グループ学園長に状況の報告を行います。

 

目黒キャンパス長 

目黒キャンパス長は、目黒キャンパスのキャンパス運営、財政、教育上の課題への対応全般に関する最終的な責任を負っています。目黒キャンパス長は、プログラムコーディネーター、ビジネスマネージャー、幼児教育課ディレクター、ICT課ディレクターと協力してこれを達成します。また、キャンパス長は、全てのプログラムコーディネーターと教員を監督し、毎月グループ学園長に状況の報告を行います。

 

幼児教育課ディレクター

幼児教育課ディレクターは、学園の幼稚園部門の全体的な運営と管理を担当しています。幼児教育課ディレクターは、毎月グループ学園長に状況の報告を行います。

 

ビジネスマネージャー

ビジネスマネージャーは、学園の財務、学生の管理、人事、出納業務、施設の運営、交通手段のみならず事業所に関する機能全般の管理を担当しています。ビジネスマネージャーは、ICT課と入学課を除く全ての部署の職員を監督し、毎月グループ学園長に状況の報告を行います。

 

入学課/マーケティングディレクター

入学課/マーケティングディレクターは上級管理職員と共に、スクール・コミュニティに参加する新しい家族を支援するため、学生の採用及び定着とコミュニケーション活動を強化するためのマーケティング・コミュニケーション戦略の開発、実行、評価、見直しを担当しています。入学課/マーケティングディレクターは、全ての入学課/マーケティングの職員を監督し、毎月グループ学園長に状況の報告を行います。

 

ICT課ディレクター

ICT課ディレクターは、ICT設備を効率的に運用するためにICT担当チームを指揮及び監督します。また、ICT課ディレクターは、学校のデータアーカイブと現地外での災害復旧管理機能を管理します。ICT課ディレクターは、混合型学習の革新を推し進めるために学校の教育管理者と協業し、ICT課の職員を監督し、毎月グループ学園長に状況の報告を行います。

 

アオバの組織図

人事評価について

グループ学園長

理事会議長は、毎年、グループ学園長の評価を行います。評価の際には契約上の合意事項及び契約交渉中に決定された主要実績評価指標を参照します。理事会からの承認を得るために理事会に当該評価指標を提示する前に、理事会議長とグループ学園長は実績評価の内容について双方の合意に達するための議論を行います。グループ学園長は、評価のプロセスまたは理事会の決定に関連する苦情について日本の労働基準監督署に訴えることができます。

 

代表、校長、取締役、マネージャー

グループ学園長は、毎年、学園の上級職員(代表、校長、取締役、マネージャー)の評価を行います。グループ学園長と上級職員は、実績評価の内容について双方の合意に達するための議論を行います。上級職員は、評価のプロセスまたはグループ学園長の決定に関連する苦情について学園の理事会または日本の労働基準監督署に訴えることができます。

 

教員・職員

学園の上級職員は、教職員の年次評価を行います。上級職員と教職員は、実績評価の内容について双方の合意に達するための議論を行います。教職員は、評価のプロセスまたはグループ学園長に承認された上級職員の決定に関連する苦情について学園の理事会、グループ学園長または日本の労働基準監督署に訴えることができます。

 

アオバの理事会の役割と責任 

理事会(下記参照) の規則は、取締役会の承認を必要とする理事会の構成役員の責任、役割および決定事項についてまとめています。これらは英語に翻訳され、年次株主総会で理事会の状況を報告する外部監査人および専門監査人により適切に管理されています。

 

現在の理事会: 会社役員の状況

  1. 取締役及び監査役の状況 (2019年3月31日時点)
役職 氏名 重要な兼職の状態
代表取締役社長 柴田巌 ㈱ビジネス・ブレークスルー 代表取締役社長

現代幼児基礎教育開発㈱ 代表取締役社長

Summerhill International㈱ 代表取締役社長

取締役 政元竜彦 ㈱ビジネス・ブレークスルー取締役兼執行役員

㈱BBTオンライン 代表取締役社長

取締役 平出隆一 ㈱ガイア・システム・ソリューション 代表取締役会長
取締役 伊藤泰史 ㈱ビジネス・ブレークスルー 取締役

㈱BBリゾート 代表取締役社長

取締役 徳永裕司 ㈱ビジネス・ブレークスルー 取締役兼執行役員

㈱BBリゾート取締役

取締役 宇野令一郎 ㈱ビジネス・ブレークスルー 執行役員
取締役 板倉平一 ㈱ビジネス・ブレークスルー 執行役員
監査役 間々田庸一郎 ㈱ビジネス・ブレークスルー 監査役

 

監査役の役割

監査室では、AJISグループを含む全ての事業部門において規制、規則及び方針に則った運営が適切に実施されているかどうかを確認するため、毎年監査計画を策定しています。また、監査役は、四半期ごとに現場訪問を行い、 日本の法律や社内規程の遵守状況を監査しています。

 

意思決定基準

AJISは、日本の企業法制に従い、意思決定権限基準に則った意思決定を行います。 付録資料2で概説されているこれらの基準は、取締役会、社長、構成役員、副社長、学園長の意思決定にかかわる権限を定めています。

 

AJISの運営に関連する決定事項:

  • 一般業務
  • マーケティング・販売
  • 経費
  • 出張 
  • 購買
  • 管理
  • 人材
  • 資産
  • 文書
  • 会計 
  • 資金管理 
  • 予算 

 

レポートの概要  

2021-2024 年 アオバ戦略計画レビューレポート 2021年6月

序文

本学園の戦略計画は、2020年11月にAJIS理事会によって承認されました。COVID-19の感染拡大により、本学園は平時の学園の運営とスクール・コミュニティとのコミュニケーション実践の形態を大きく変革する必要に迫られました。以下の経過はAJISの実施した主要な改革を示しており、教育の革新を通じた本学園の対応がいかに迅速であったかを如実に表しています。 

 

経過 

2020年1月 WHOが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を報告

2020年2月 AJIS は東京都の緊急事態宣言(State of Emergency: SoE)が発令されたその日のうちに完全なオンライン学習体制に移行 

2020年6/7月 AJISが大勢の職員を活用したオンライン夏期講習を実施

2020年8月~12月 AJISが対面型授業とオンライン授業を組み合わせた混合型学習体制に移行

2021年1月~6月 AJISが対面型授業とオンライン授業を組み合わせた混合型学習の実施期間を延長

 

COVID-19による混乱を受け、本学園は効果的にオンライン学習に移行するために学園全体のコミュニティをサポートすることに集中的に取り組みました。意図せざる結果ではあるものの、サザンクロス大学と本学園の3年間の共同プロジェクトは、COVID-19がもたらした困難な状況に本学園の職員が対応することを可能にしました。私たちは、たった一晩で教室における対面型の授業から完全なオンライン学習に移行することができました。私たちの調査データは、この困難な期間の間、本学園が教育・学習面での期待、学校の風紀、親の満足度と学生の成果について良好な結果を維持できたことを示しています。

 

レポートの構成

このレポートでは、2つの主要な戦略的分野についての成果の確認を行います。 

  1. 教育分野に関する内容は3つの戦略的目的と8つの目標で構成されています。 
  2. ビジネス分野に関する内容は4つの戦略的目的と8つの目標で構成されています。

このレポートでは、各目的、目標、および戦略の進捗状況を、進捗なし (N)、進行中 (O)、および達成済(A) として評価します。以下のグラフから分かるように、2021年6月時点では、打ち立てた戦略のうち、3分の1をわずかに上回る割合が達成されました。半分よりも多い割合が進行中、8分の1が進捗なしの状態となっています。

 

今後注力する戦略

本学園は、現在継続中の目標達成のための取り組みを実施し続けます。以下は、本学園が2021-2022年中の達成を目指す主な目標です。 

注: 付録資料 8は戦略計画レビューの概要について説明しています。 

 

監査報告 

内部監査計画の概要

監査の種類

金融商品取引法(J-SOX)に基づく内部統制監査: 有限責任監査法人トーマツとの共同監査

根拠条文: 金融商品取引法第24条の4の4

  • 2020年10月~12月: 口座管理、総務、人事、財務報告などの業務プロセスの内容に係る内部統制
  • 2021年1月~3月: 受発注フローや人件費を含むAJISの業務プロセスに係る内部統制
  • 2021年4月~5月: IT、受発注管理、口座管理の内容に係る内部統制
  • 2021年5月: (年間の)財務報告の内容に係る内部統制

 

監査の種類

会社法に基づく内部統制監査: (監査役が所属している)内部監査室が実施する監査

根拠条文: 会社法362条4項6号/会社法施行規則第100条

 

2020年10月~12月: 労働管理(人材管理)の内容、新たなコロナウイルス感染症対策の影響、ワークフローの適用状況、ビジネスリスク管理システム、業務および課題解決策のIT化による影響、プライバシーマークの制度の規約遵守状況、AJISの事業の状況、業務上の課題と対策、子会社の管理

 

監査報告の概要

取締役会: 2020年12月、2021年5月/6月

 

内部監査室による第23期の内部監査の結果に関する報告

以下の内容は、2021年5月11日 付で報告を受けた内部監査室による第23期の内部監査の結果の概要です。

  • 2020年8月から2021年3月にかけて実施された金融商品取引法(第24条の4の4)に基づく監査では、問題は見つかりませんでした。
  • 2020年10月から12月にかけて実施された会社法(会社法362条4項6号/会社法施行規則第100条)に基づく監査では、問題は見つかりませんでした。
  • 会社法により求められる内部統制活動については、全く問題は見つかりませんでした。

 

財務報告

2020年度のアオバは、入学者数の増加により14億円の総収入を達成しました。総収入の7%を占める初期費用に加えて、設備利用料を含む授業料は総収入の83%を占めました。入学関連の収入は合計で総収益の90%を占めています。昼食、スクールバス運行、放課後活動等によるその他の収入はCOVID-19の感染拡大への対策を実施した影響により対前年比で減少し、総収入の6%に留まりました。

質の高い教育を提供するための取り組みとして、アオバは、学級担任、EAL(English as an Additional Language)、特別科目、学習支援などに83人の教員(教員1人当たりの生徒数6.9人)を採用しています。給与と福利厚生にかかる費用は、専門知識を有する教師及び経験豊富な教師の雇用と訓練が主な発生要因であり、収入原価の70%を占めました。

また、教材の購入、専門的人材の育成、会費、賃借料とリース料を含む教育と学校環境への投資額は29%を占めました。これには光が丘キャンパス1階改修に要した多額の費用が含まれています。

 

第2章: スクール・コミュニティと一般の利用者が閲覧できる情報

本章では、スクール・コミュニティからの要請により閲覧可能な文書の一覧を記します。この一覧は、いくつかの付属書で構成されています。

  1. 付録資料1 理事会の規則 
  2. 付録資料2 意思決定権限の基準 
  3. 付録資料3 内部監査規則
  4. 付録資料4内部監査年次計画 2020年9月
  5. 付録資料5 監査報告
  6. 付録資料6内部監査結果 2021年5月11日
  7. 付録資料7 口座の決済 

 

採択: 2021年 

債務管理ポリシー

はじめに

アオバジャパン・インターナショナルスクールの運営組織は、未払債務の回収手続を確実に実施する責任を負います。本ポリシーには、債務回収の手続および回収不能と判断された債務の抹消手続が規定されています。

 

一般的債務

支払は、商品、サービス、施設の提供時に受領する必要があります。商品、サービス、施設の提供時に支払を受けなかった場合は、学校管理システムであるVeracrossを通じて、7日以内に債務者に通知が送付されます。この通知には、料金の支払期限が過ぎていること、および当該通知の日付から14日以内に支払う必要がある旨が記載されています。それでも支払がない場合は、Veracrossを通じて最終督促が債務者に送付されます。この督促には、14日以内に支払が受領されない場合は、債務の追及のため、当該債務が学校理事会に付託される旨が記載されています。

 

分割払い

債務者が債務の分割払いを希望する場合は、債務を支払うことができない理由を会計担当者宛に書面で提出する必要があります。会計担当者が分割払いに同意した場合は、支払計画についてビジネスマネージャーとの間で合意が行われます。分割払い分の全額を各学期(2期制)の初日までに支払わなければなりません。

合意された期間内に債務が弁済されない場合は、14日以内の支払を求める最終督促が発行され、支払がない場合は、学校理事会に付託され、債務不履行責任が追及されます。

 

債務の帳消し

学校理事会に付託された債務不履行責任が追及されますが、回収に至らなかった場合、ビジネスマネージャーは当該債務を帳消しにする許可を得るか、さらに追及を行います。債務の帳消しについては、債務者に通知しません。これは、債務が存在しないことを承認するものではなく、あくまでも内部処理にすぎず、債務は記録に残ります。

 

学校サービスの提供停止

債務者が債務を負っている限り、支払を要する学校のサービスを利用することはできなくなります。合意された期間内での支払を怠ることが常態化している場合、ビジネスマネージャーは、勘定から債務がなくなるまでサービスの提供を停止すること検討します。

過去に本校に対する支払を滞納したことがある個人または組織は、信用供与を受けることができません。

債務者による支払が、頻繁に、または常に、供給条件から逸脱している場合、学園長は、信用供与の撤回を検討し、当該個人/組織に対し、商品/サービス/施設を消費した時点で対価を支払うよう要求する必要があります。

 

異議申立て手続

債務者は、学校の規定に従い、経済的苦境を訴えることができます。

バックグラウンド・チェックに関するポリシー

概要

本校は、外部コミュニティと協力して、学ぶこと、リスクを取ること、そして世界に変化をもたらすことへの意欲を持った、国際的マインドと思いやりのある協調的な生徒を継続的に育成することに専念しています。インターンシップは、生徒が実社会での経験を積み、自身の知識を応用する機会を得るのに役立ちます。

本校のコア・バリューは、コミュニティー・メンバー全員に、こうなってほしいと思う姿を具現化したものです。グローバル・リーダー、賢明な考えを持って挑戦する人、起業家とイノベーター、効果的なコミュニケーションができる人、および効果的に問題を解決できる人。これらのコア・バリューを育むため、本校は、幼稚部からK12までの盤石な探究プログラムに加え、生徒が教室で得た知識と外部リソースを統合することができるようにするために、外部の組織や個人と提携することを目指しています。また、本校は、教育実習生を受け入れて実習を修了させたり、教育者向けに教育に関するワークショップを開催するなどして教員教育を強化することにより、地域および国際的なコミュニティをサポートすることも目指しています。

そのためには、これらの交流における生徒の安全性を最大限可能な限り確保することが必要になります。そこで、本校では、生徒と多くの接触を持つことになる成人全員に、バックグラウンド・チェックを受けることを義務付けています。

 

目的

本ポリシーは、キャンパス内で長時間を過ごし、またはキャンパス外で生徒と多くの時間を共に過ごすことになる成人全員に対するバックグラウンド・チェックの要件を示すことを目的としています。

 

適用範囲

  1. 本ポリシーは、生徒たちと長時間にわたり接触することになる成人(日本法上、18歳以上と定義されます。)のみに適用されます。
  2. 「長時間」とは、キャンパスで4週間以上にわたり生徒と接触することを意味します。なお、上記期間に連続である必要はありません。
  3. 外部業者(例:1週間のキャンプ従業員)の場合は、キャンプが24時間続くことを踏まえて、「長時間」は3日以上と定義します。

 

バックグラウンド・チェックの手順

  1. 該当する成人には、人事部からバックグラウンド・チェックが必要である旨が通知され、現在の電子メールアドレスを提供するよう依頼があります。
  2. 外部企業(現在はAvvanz)に、新規案件の発注が通知されます。
  3. 上記外部企業は、対象者に直接連絡し、チェックを開始します。
  4. チェック完了後、上記企業が本校に結果レポートを提供します。
  5. 本校は、安全なオンラインSISプラットフォーム(現在はVeracross)でこのレポートを保管します。
  6. 外部業者および/または下請業者の場合は、当該外部企業がバックグラウンド・チェックを実施する責任を負います。当該企業は、本校生徒と接触する全従業員に対して適切なバックグラウンド・チェックを実施した旨の正式な書類を提出します。

飛び級に関する方針

目的

本方針は、PYPの異年齢混合のカリキュラムに代えて、アオバでの飛び級を希望する生徒および家族のための一貫した手続を定めることを目的とします。

 

方針の原則:

  1. 飛び級を検討する可能性は、幼稚部から6年生までの全生徒に開かれています。手続は、平等かつ体系的に実施されます。
  2. 適切な手段を用いて、公正、客観的かつ包括的な生徒の評価が行われます。
  3. 評価プロセスは、生徒の認知、社会、感情および発達の各領域を評価する目的で、データに基づき、有効かつ信頼できる複数の評価手段を用いて行われます。評価プロセスには、知識、技能、能力、社会性および感情的ニーズに関する教師および/カウンセラーの観察に加え、保護者/後見人によるフィードバックも含められます。
    1. 現在の評価は、PAT-R、PAT-M、アオバのコア・アセスメント、および教師/カウンセラーの観察が含まれます。
  4. 保護者/後見人およびコミュニティは、本方針および評価プロセスにアクセスし、これについてのオープンなコミュニケーションをとることができます。

 

  1. 保護者、教師、事務局または生徒は、2学期の60日前までにキャンパス長に電子メールを送付することにより、飛び級の検討プロセスを開始することができます。
  2. 詳細な情報共有を行うための家族と教師の協議は、対面、オンラインまたは電子メールで行われます。
  3. 評価プロセスを実施する生徒評価チームが設置されます。上記チームの構成員は、以下のとおりです。
    1. 関係する教師(現在の学年および次の学年の教師)
    2. スクール・カウンセラー
    3. プログラム・コーディネーター
    4. 校長
  4. 生徒の飛び級に関する評価を行うには、保護者の同意が必要です。チームは、評価の終了時に保護者と生徒に評価結果を通知し、計画書を提供します。

 

基準の記述子

学年レベルを大幅に上回る:生徒の識字能力、計算能力、および社会的・情動的学習(SEL)の発達状況は、現在の学年における学年末の期待値と同等である。

学年レベルを上回る:生徒の識字能力、計算能力、および社会的・情動的学習(SEL)の発達状況は、現在の学年での中間点での期待値よりも半年分上回っている。

学年レベルに達している:生徒の識字能力、計算能力、および社会的・情動的学習(SEL)の発達状況は、現在の学年での期待値と同等である。

学年レベルに向けて発達途上である:生徒の識字能力、計算能力、および社会的・情動的学習(SEL)の発達状況は、現在の学年での期待値に未だ達していない。

 

基準 発達途上 学年レベル 学年レベルを上回る 学年レベルを大幅に上回る
コア・アセスメント
識字能力
計算能力
社会性・情動性

 

飛び級に関する方針策定のためのガイドライン

https://files.eric.ed.gov/fulltext/EJ880578.pdf

 

Spring Independent School District の飛び級試験に関する一般的指針(小学校および中学校)(2021~2022年度)

https://www.springisd.org/cms/lib/TX01918331/Centricity/Domain/77/Grade%20Acceleration%20App%20for%20Elem%20and%20Middle%20Students.pdf

 

飛び級教育に関する方針の策定:全学年、早期入学、単一科目

http://www.nagc.org/sites/default/files/key%20reports/Developing%20Academic%20%20%20Acceleration_10-23-18.pdf 

 

飛び級に関するガイドライン

https://www.reynolds.k12.or.us/sites/default/files/fileattachments/district/page/1759/grade_advancement.pdf

反社会的勢力の排除に関するポリシー

目的

反社会的勢力(暴力、威力および詐欺的手段を駆使して経済的利益を追求する集団または個人)による本校コミュニティへの被害を防止するため、本校は、暴力に対する以下の基本ポリシーを遵守します。

 

1. 「反社会的勢力」の定義

    1. 暴力団、暴力団員、暴力団関連企業または暴力団関連組織、および上記に準じる者
    2. 暴力を用いた要求、法的権利を超える不当な要求、威迫的な言動の使用、風説の流布または詐欺的手段による他者の信用既存または業務妨害、または上記に準じる行為を自ら、または第三者を通じて行う者。

 

2. 各当事者は、以下のいずれにも該当したことがなく、今後も該当しないことを表明し、保証します。

    1. 反社会的勢力の構成員
    2. 反社会的勢力がその者の個人的事情または事業に実質的に関与していることを示すような反社会的勢力との関係性を有する者。
    3. 反社会的勢力への依存を示すような反社会的勢力の関係性を有する者。
    4. 反社会的勢力への資金提供またはこれに類する行為により、反社会的勢力の維持または運営に協力または関与している者。
    5. 反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係性を有する者。

 

3. 関係者が前項の表明および保証に違反していることが明らかになった場合、本校は、通知を行うことなく一切の契約を解除し、損害 賠償を請求することができるものとし、当該関係者の本校に対する全ての義務は、期限の利益を喪失するものとします。生徒の保護者が上記に該当する場合、本校は生徒を退学にする権限を有するものとします。この場合、学費は返還されません。

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